3年の理科の授業では、水圧の存在を体感した生徒たちに、ミッションが投げかけられました。 「側面の3カ所(上・中・下)に穴を開けたペットボトルを水槽に入れると、 水はどのように飛び出すだろうか?」 生徒のみなさんはこれまでの学習や生活経験を総動員して予想を立てます。 「一番下から勢いよく出る!」「いや、真ん中じゃない?」 「水圧はどこも同じはずだから全部同じ勢いになる!」と、 クラスの中で見事に予想がばらけました。 生徒たちの間に「早く実験して白黒つけたい!」という強い学習意欲が生まれます。 班ごとに大きな水槽の前に集まり、いざ実験スタート! ペットボトルを水に沈めると、3つの穴から一斉に水が飛び出します。 「おぉー!一番下からすごく勢いよく出てる!」 「上の方の穴は、ちょっとしか出てないね!」 水が飛び出す勢いや、到達するまでの距離の違い(空間関係)を科学的な視点で しっかりと観察・比較し、食い入るように結果を見つめていました。 なぜ一番下の穴から最も勢いよく水が飛び出したのか。 授業の終盤、生徒たちは実験結果という「客観的な事実」をもとに、 「水面から深いところにあるほど、水圧は大きくなるからだ」という 科学的な結論を見事に導き出していました。 中には、班で話し合った仮説と結びつけて、さらに深く考察している生徒の姿も見られました。 水圧にかかる力を論理的に考察する単元の始まりです。








