授業実践⑤~方程式の共通・相違点から迫る方程式の新しい世界へ~

学校日誌

2年の数学の授業では、これから新しく始まる「連立方程式」の単元で                    生徒たちは、これまでに培った数学の力をフルに働かせて、                         新しい数式の謎に挑みました。授業の冒頭、宮崎先生から提示された数式を見て、                            生徒たちは1年生の時に習った「1元1次方程式」との共通点と相違点を探しました。                              「どちらも『=(イコール)』があるし、『解』や『解く』という言葉を                  使うのは同じだ!(共通点)」                                    「でも、文字の数も、式の数も増えている!                                   それに、式の横に中かっこのような記号がついている!(相違点)」                   ただ新しい計算方法を教わるのではなく、自分たちの知っている知識と比べることで、          「文字や式が2つに増えたこと」がこれからの学びの鍵になることに、                    生徒自らが気づいていったようです。                              数式の構造の違いを押さえたところで、                                「修学旅行のお菓子を、180円のものと10円のものを合わせて                        1000円分買うとしたら、それぞれ何個ずつ買えばよいか」と                            先生から身近な問題が提示されました。                               先ほど見つけた相違点を意識しながら、実際に計算を始めます。                      しかし、ノートに書き進めるうちに、5個と10個、2個と64個……など、                  答え(組み合わせ)がいくつも出てきてしまうのです。                            「金額の条件だけじゃ、答えが一つに決まらない!」という、                      新しい数学の壁(事象)に直面し、ペアや全体で「どうすればいいか」と                      話し合いが深まっていきました。                                  次に「合わせて15個買った」という2つ目の条件(もう一つの式)が追加されました。           2つの条件が揃った瞬間、生徒たちのタブレットやノートの上で                    一気に計算が走り出します。「あ、これなら一つに決まる!」                     「5個と10個だ!」と、教室のあちこちから納得の声が上がりました。                  振り返りでは、2つの方程式を同時に満たす値(連立方程式の解)の必要性を、                       自らの試行錯誤を通して見事に導き出したようです。

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