令和6年4月8日(月)、離着任式と1学期の始業式を行いました。
井上校長は始業式の式辞において、感性について話しました。
その中で、桜の開花や満開に日本人が高い関心を寄せることについて触れ、
日本文学研究者であるドナルド・キーンの見解を紹介しました。
それは、桜が他の花と比べ開花期間が1週間程度と大変短い「はかなさ」を、
日本人は重視しているという視点です。
また、四季がある日本の国土で生活してきた人々が、
自然の変化に心を動かされる感性を育んできたことを伝えました。
以上を踏まえ、
自分の感じ方について、
外国人の感性との違いは何か等について、
思索するきっかけにしてほしいと述べられました。