今年も織部焼きの抹茶碗を作りました。玉造りという方法で、古田織部の「へうげもの」を意識して大胆に作りました。素焼き後、弁柄で幾何学模様などの絵付けをし、土灰釉(透明)と織部釉(緑色)をかけて本焼き焼成をします。完成した作品は、作っていた時より、予想以上に小さくなりましたが、美しい織部釉が印象的です。晩秋には本校の茶室「菱湖庵」で、自作のお茶碗でお抹茶を点てる茶道体験を予定しています。