2026/04/01 
 

 京都府立城南菱創高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 校長の野村康隆でございます。

 本校は、普通科と教養科学科(人文・社会科学系統・自然科学系統)を併置する単位制高校として、平成21年の再編開校以来、「自主創造」「真理探究」「社会貢献」を教育理念に掲げ、個に応じた最適な学びと探究活動を重視してまいりました。幅広い知識と教養に裏打ちされた深い学びを育むとともに、地域社会や国際社会の発展に寄与するリーダーの育成を目指しています。

 現代の高校生が歩んできた道のりは、世界的不況や自然災害、新型コロナウイルス感染症の流行、国際情勢の不安定化など、多くの困難に満ちていました。一方で、生成AIをはじめとする科学技術の急速な進展により、社会や生活はこれまでにないスピードで変化し続けています。民族・宗教・政治・国家、さらに学問と倫理、経済と社会の在り方など、複雑で解決の難しい課題が生じる今、「何を守り、何を変えるべきか」を見極め、論理的に思考し、判断し、自らの考えを適切に表現する力がこれまで以上に求められています。

 開校から18年目を迎えた本校の伝統は、まだ完成されたものではありません。むしろ、生徒の皆さんとともにこれから創り上げていくものだと考えています。

 「自分で考え、判断し、行動し、その結果に責任を持つ力」

 これこそが、これからの社会を力強く生き抜くために最も大切な力です。

 そのため本校では、探究的な学びや発表活動、多様な価値観に触れる機会の創出、少人数によるきめ細かな指導を通して、生徒が自ら考え、挑戦し、仲間との議論を深めながら学びを積み重ねることを大切にしています。こうした学びは確かな進路実現にもつながり、国公立大学や難関私立大学への進学をはじめ、生徒一人一人の志に応じた多様な進路の実現へと結びついています。

 さらに本校は、一人一人が安心して自分らしく過ごし、仲間とともに成長できる「楽しい学校」であることを大切にしています。学習はもちろん、学校行事や部活動など、多様な教育活動を通して生徒が主体的に学校生活を創り上げていくことが、城南菱創の新しい文化と伝統を形づくる基盤となります。

 「自分はどう考えるのか」

 「この学校をどうより良くしていくのか」

 そうした問いを胸に、生徒一人一人が主体的に学校生活を築いていく――

その積み重ねこそが、城南菱創高校の新たな文化と伝統を育んでいきます。

 中学生の皆さん、そして保護者の皆様にとって、本校が「ここで学びたい」と感じていただける魅力ある学校であり続けられるよう、これからも教育活動の充実に努めてまいります。

 今後も教職員一同、家庭や地域と連携しながら、信頼される学校づくりを進めてまいりますので、城南菱創高校への温かいご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

令和8年4月1日

校長 野村 康隆