6月24日(金)に医学進学プログラム講演会を実施しました。舞鶴医療センターの川尻隆治医師をお招きし、「京都府北部地域の脳卒中医療」という演題で講演いただきました。実際の治療や手術の映像なども交えながらの京都府北部での脳神経医療の実態についての興味深い内容でした。聴講した生徒は医療現場の雰囲気を体感できたと思います。川尻医師は本校の卒業生でもあり、生徒は親近感を持ちながら聴くことができ、「悔いのない高校生活」を送って欲しいというメッセージがしっかりと届いていた様子でした。講演後の座談会は、生徒が積極的に質問をして実り多き時間となりました。
(生徒感想)
・私は、患者さんの命を救うことは大変なことだと感じました。患者さんが病気を発症してからの時間や症状の重さなどを考慮に入れて治療法を考えたり、緊急手術に対応したりすると聞いて相当な知識と経験を持ちながら万全の準備をされていることを知りました。また、手術が終わった後もリハビリなどの治療が続くことを知って、患者さんを元気にすることは医療機関全体の協力が不可欠だと思いました。今回の講演会を通して、よりいっそう将来の夢を叶えたいと思うことができました。
・脳梗塞やくも膜下出血などは知っているようで知らない病だからこの講演を聴けてよかった。また、川尻先生の高校時代の努力や習慣が今の仕事においてその一部となっているというお話を聞き、今私たちがやっていることも無駄じゃないと思ったし、自分の夢を叶えるために予習・復習など小さなことの積み重ねを忘れないようにしたいと思った。
・これまで実際に医師の話を聞いて自分の質問ができることがなかったのでとてもよい機会になった。自分たちと年齢が近い先生だったのでとても話しやすかった。将来医者になって、川尻先生のように福知山高校で講演できるような人材になりたい。