【国際理解プログラム×生徒会】シエラレオネとオンライン交流

 12月10日(水)に生徒会の企画で、シエラレオネの子どもたちとのオンライン交流会を実施しました。「国境なき医師団」のスタッフとして活動されていた沢田さやかさんをゲストにお招きし、実際に沢田さんが現地の支援で関わってこられた人々とオンラインで繋がり、お互いの文化等について英語でのやりとりを楽しみました。
 日本から遠く離れた、言葉や文化が大きく異なるシエラレオネで生活する同世代の若者たちとの交流においては、双方の価値観の違いにより簡単には分かり合えない部分もあったかと思われます。
 本校の生徒たちは事前学習で相手の国のことを調べたり、聞きたい質問(その英語文も!)を考えたり、また沢田さんからシエラレオネ情勢について学ぶという準備を経ていたので、多少はコミュニケーションの見通しを持って交流に挑戦できたと思います。
 しかし、シエラレオネの子どもたちはそうはいきません。日本のようにICTやネット環境が整備されているわけではありません。それまで「日本」については全く知らない子もいたようです。見ず知らずの我々との交流会に参加を決め、こちらの質問に真摯に答えようと努めてくれた現地の高校生に感謝したいと思います。
 互いに分かり合おうとしながら、少しずつ、少しずつ、国際理解を深めていく生徒たちの様子が、大変印象深かったです。この度は様々な方々の御協力のおかげで、「国境なき」オンライン交流会が実現できました。

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