学校紹介
 

 岩手県立大学ソフトウェア情報学部主催の中間報告会が10月27日(水)にオンラインにて開催されました。
 参加校は現在研究に取り組んでいる本校情報科学科2チームと山形県立酒田光陵高等学校の1チームです。
 「課題研究」プログラミング・ラボの授業内でZoomを使って参加しました。これまでシミュレーションを行ってきた経緯や方法、結果、考察等についてPowerpointで報告して助言をいただきました。
 他チームの発表も非常に参考になり、刺激を受けることができました。
 校内での中間発表に向けてますますがんばっていきます。

 

 1022日(金)に情報科学科3年生「課題研究」プログラミング・ラボのiOS研究チーム6名が校内でプログラミング講習会を受講しました。
 講師は引き続き京都コンピュータ学院の前納一希先生です。今回で3回目となります。
 各自が目標とするアプリケーションの完成に近づくために、より実践的な指導をしていただきました。
 まだまだ道半ばですが理想を目指してがんばります。

 

 10月10日(日)に「高校生ICT Conference 2021 in オンライン」が開催され、本校からは生徒実行部所属の情報科学科2年生川崎くん、細山くんと1年生松本くんの3名が参加しました。
 この取り組みは、高校生が身近なスマホやインターネットについて、これまでの経験や知識を生かして意見を出し合って、世の中の課題解決に有効な活用方法を考え、最終的に内閣府、総務省、法務省、文部科学省など政府に提言するイベントです。
 今回のテーマは「フェイクを見極める」です。当日は自宅から各々がZoomを利用して参加し、初対面の他校の参加生徒とグループを組んで話し合い、アイデアをまとめて発表しました。

 

 情報科学科3年生「課題研究」プログラミング・ラボのiOS研究チーム7名が校内でプログラミング講習会を受講しました。
 講師は6月の第1回と同じく京都コンピュータ学院の前納一希先生です。
 普段は各々でプログラミングを進めながらSlackで質問に答えていただくスタイルですが、最近は停滞気味だったので、あらためて活を入れていただきました。これからはゴリゴリと開発を進められそうです。直近の目標として中間報告までに形にできるようがんばります。

 

 岩手県立大学ソフトウェア情報学部主催のシミュレーション夏期集中実習が8月19日(木)と20日(金)の2日間オンラインにて開催されました。
 受講対象校は本校と山形県立酒田光陵高等学校の2校です。本校からは情報科学科3年生「課題研究」プログラミング・ラボのシミュレーション研究チームに所属する6名が、自宅と校内の実習室から受講しました。
 内容は今年度の研究テーマである「新型コロナウイルス感染症対策のシミュレーション」で利用するソフトウェア「S4(エスクワトロ) Simulation System」の操作方法とPython言語によるプログラミングの実習です。
 30世帯(1世帯あたり3人家族)の行動からどのように感染者数が増加していくかをシミュレーションしました。各種パラメータを変更することで感染状況が変化していくさまを確認しながらソフトウェアの利用方法を学びました。
 2学期は今回の集中実習を生かしてさらに研究を深めていきたいと思います。

 

 7月8日(木)と7月12日(月)に京都産業大学情報理工学部の特別講義を本校視聴覚室で開催し、情報科学科の1年生と2年生が受講しました。
 講師に准教授の平井重行先生をお招きし、1年生には「未来を見据えた情報科学分野の学び」のテーマで、2年生には「大学は何を学ぶところか」をテーマにお話しいただきました。
 現在高校で学んでいる「情報」が、どのように始まりどこへ向かっていくのか、高校の勉強と大学の研究の違いはなにかなど、自分たちの学びをさらに深めて、将来に視線を向けることのできる内容でした。自ら考え、自ら動くことで将来のサイバーセキュリティ人材を目指していきたいと思います。

 

 課題研究プログラミング・ラボのシミュレーション研究チーム6名は現在プログラミング言語であるPythonを学習しています。
 6月30日(水)にその学習成果をチェックするためのオンラインテストに参加しました。
 研究を指導していただいている岩手県立大学ソフトウェア情報学部の児玉先生がZoomで出題され、それに画面越しで解答する形式で行いました。参加したのは京都すばる高校から2チームと山形県立酒田光陵高校の1チームです。どのチームも正解率は高く、日頃の成果を確認することができました。
 8月の夏期休業中に予定されているシミュレーションソフトのオンライン実習に向けて弾みがつきました。
 進路に向けての対策も忙しくなりますが、2学期から本格的な開発ができるようにがんばります。

 

 6月25日(金)情報科学科3年生スーパープロフェッショナル・ラボ(コミュニケーション・ラボ(啓発活動))の8名が、京都府警察から高校生サイバー防犯ボランティア登録通知書を交付して頂きました。
 今年も自分達で作成した小学生向けの情報セキュリティ教材に関して、府警やメディアの方々から意見を頂きました。
 校外の方に見て頂くのは初めてで、最初はとても緊張しましたが、皆で協力し考えた寸劇は好評価だったので、少し自信がつきました。今後、ライブやリモートで啓発授業を実践し、ネットを安全安心に使える小学生が少しでも増えることを願って、活動を進めていきます。

 

 情報科学科3年生「課題研究」プログラミング・ラボのiOS研究チームには情報科学科3年生8名が所属しています。昨年度に引き続き、今年度も京都コンピュータ学院の前納一希先生に指導していただき、iPhoneiPad上で動くアプリケーション開発にチャレンジします。
 6月16日(水)には本校にお越しいただき、これからの予定の確認や開発機であるMacBook Proの設定、Xcodeによるプログラミングの講義を受けました。
 1、2年生で学んだプログラミングの学習成果を活かしてあらたな開発を進め、完成を目指します!

 

 本校は京都府の高校で唯一、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)から基本情報技術者試験免除対象科目履修講座の開講を認められており、修了試験に合格し申請すると、修了認定日から1年間、基本情報技術者試験の午前試験を免除されます。
 情報科学科2年生は、1年生の時から「ITライセンス」という授業などで基本情報技術者試験の範囲の学習に取り組み、2年生になってからも、修了試験対策講座をオンラインで受講して頑張ってきました。
 6月13日(日)に第1回修了試験が実施され、情報科学科2年生65名が受験し、7名が合格しました!
 今回残念ながら合格ラインに達しなかった生徒は7月25日(日)に実施される第2回修了試験を受験します。

 

 情報科学科3年生「課題研究」プログラミング・ラボのVR研究チームには情報科学科3年生5名が所属しています。
 6月9日(水)には大阪工業大学情報科学部情報メディア学科教授の橋本渉先生と大学院生の柴田龍一様にお越しいただき、VR(バーチャルリアリティ)の紹介や開発に必要となるUnityに関する講義をしていただきました。
 大阪工業大学と本校は高大連携協定を結んでおり、授業を通してご指導いただいたり、大学を訪問・見学したりしています。今年度も橋本先生にお世話になり開発を進めていきます。コロナ禍が落ち着いたら研究室を見学のため訪問させていただく予定です。
 これから自分たちの作りたいアプリケーションの完成を目指してがんばります!

 

 情報科学科3年生「課題研究」のプログラミング・ラボにはシミュレーション研究チームがあり、現在6名が所属しています。
 研究を指導していただくのは岩手県立大学ソフトウェア情報学部の児玉先生と市川先生、そして昨年度にお世話になった芝浦工業大学システム理工学部の後藤先生です。
 今年度のテーマは昨年度に引き続き「新型コロナウイルス感染症対策のシミュレーション」です。今年の3月に卒業した先輩の研究成果を継承して、さらに発展させたいと思います。
 同じ専門学科「情報科」がある山形県立酒田光陵高等学校と連携して研究を進めます。
 6月2日(水)にはZoomによるリモート会議で全員が顔合わせを行いました。今後もリモートでの講義や交流を予定しています。これまでの経験を生かして新しい研究分野に取り組んでいきます。

 

 5月から6月にかけてCBT(コンピュータを使った試験)にて実施される国家試験"基本情報技術者試験"の合格を目指して、4月24日(土)本校にて春期ITセミナーを受講しました。京都公務員&IT会計専門学校から友貞将太先生にお越しいただき、午後試験の模擬問題を御指導いただきました。
 難しい内容もありましたが、とても分かりやすく教えていただきました。また、問題の取り組み方のテクニックを色々教えていただいたので、これから自分で勉強を進めていく上でのモチベーションを保てそうです。

 

 みなさん、こんにちは。情報科学科生徒実行委員会です。
 この4月から全学科で連携して新たに部活動として継続することになりました。学科通信『Hello World!』も今回が最終号です。
 次は新部活動としての通信を発行する予定です。よろしくお願いします。

※PDFを開くには下記「学科通信『Hello World! 最終...」をクリックして下さい。

 
 

 高度情報化社会と言われる現在、インターネットを使った情報のやりとりが人と人、企業と企業。国と国をつなげています。これからも、ますます情報技術は発展していくでしょう。情報科学科は高い技術と深い知識とともに確かな情報倫理を身につけた、次世代社会のリーダーとなるための基礎を学習します。

 

情報産業と社会
 

既存の技術から新しいシステムまで、原理や仕組み、社会との関わりを学習します。また、コミュニケーションや情報倫理を考える練習も行います。

 

 

情報システム実習
 

パソコンの設定や制御の学習、ペアやチームでのプログラミングを行います。

1年次に学習した基本を元に発展させた内容です。

 

 

 

ネットワークシステム
 

情報科学科の集大成の授業です。チームで作品を作り、プレゼンテーションを行い、完成度を競います。

3年間の学習成果が発揮されます。

 

 

上記科目(情報産業と社会・情報システム実習・ネットワークシステム)の画像をクリックすると各科目の画像が見られます。

 

情報科学科の専門科目

 

 情報科学科は、将来、身につけた情報技術を生かして社会で活躍する人を育てます。 そのために、1年生のうちに、基礎的な知識や技能を習得します。2年生では、それを発展させ、ペアやチームでうまく協調して問題解決を行う演習を行います。3年生では、各自が課題を設定して学習する課題研究や今までの知識・技能を駆使して、チームで作品を作り上げるネットワークシステムなど、より総合的な科目を設定し、実践的な力をつけます。3年間を通して、コミュニケーション力や倫理観を高める取り組みも行っています。

 

情報科学科の専門科目
 

 情報科学科は、特色のひとつでもある「情報技術」に関する専門的な知識や技術を習得します。スマートフォンやPCタブレット・コンピュータなど情報ツールは多様化していますが、いずれもがプログラムによって動いています。「こんな機能があればいいな」「こんな動きをすると楽しいな」アイディアが浮かんだら、アルゴリズムを考え、プログラムを組んで、実際に動かしてみる。思い通りに動かせた時は、気分爽快!このような学習は、プログラムの出来を競う様々なコンテストや難関資格の合格につながり、さらにはその実績が進路決定にも役立ちます。

 

競技会や実習

 

プログラミングDAY写真
 

 半日をかけて、徹底的にプログラミングを行う校内のイベント。授業で学んだことがどれだけ自分の力になっているかを確認するには最適です。個人とチームで行う日があり、皆楽しみながらも真剣に競います。

パソコン甲子園写真
 

 会津大学が主催する全国規模のプログラミングコンテスト。予選は3時間、本選は4時間で10問に挑戦し、速さと正確さを競います。写真は、予選風景と2013年本選出場を果たした時のものです。

カレッジインターンシップ
 

 今の学習が繋がる先を理解するために、情報科学の先端研究を行う大学、研究機関や企業に見学・実習に出かけます。実際に見聞きし、実習を行い、コミュニケーションをとると、自分の将来が見えてきます。

 

資格取得と進学

 

 情報科学科では、情報系・通信系国家資格の取得を目指します。そのために、まずは、一般利用者を対象とした、「P検」で、総合的なICT 活用能力をはかり、次に、専門技術者向けの国家資格に挑戦します。初歩的な知識技術を問う「ITパスポート試験」や情報技術の実用的資格である「基本情報技術者試験」の取得を目指して、土曜日や放課後も活用した資格補習を充実させ、受験のサポートを行っています。これらの高度資格の学習と並行して、授業では英語や理数科目を充実させ、基礎学力を高めることで、高い進学実績を上げています。

 

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合格者写真
 

 

進学補習の様子
 

 

  • ICTプロフィシエンシー検定協会 主催
  •    「ICTプロフィシエンシー検定(P検)」
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     「プロフィシエンシー」とは、知識や技能を現実の状況に応じて発揮する能力のこと。P検はビジネスシーンで要求される、ICT活用に関する知識や技能、問題解決力に至るまで、幅広く網羅している資格試験。級によって、タイピング、一般知識、ICTを活用した問題解決、実技などで構成されている。

     

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  • 独立行政法人情報処理推進機構 主催
  •     「ITパスポート試験」
  •      情報技術に携わる業務に就くか、担当業務に対して情報技術を活用していこうとする者を対象にした国家資格。経営戦略、マーケティング、財務、法務など経営全般に関する知識をはじめ、セキュリティ、ネットワークなどのITの知識、プロジェクトマネジメントの知識など幅広い分野の総合的知識を問う。165分で100問のCBT(コンピュータで試験を行う)方式で行う。
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  • 独立行政法人 情報処理推進機構 主催
  •     「基本情報技術者試験」
  •      高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者を対象にした国家資格。情報技術を活用した戦略立案を立てたり、情報システム開発プロジェクトにおいて、プログラムを設計・開発する業務に従事できる能力を試す。午前150分で80問、午後150分で大問7題のマーク方式で行う。
 
 
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