商業と情報の専門学科を設置する京都すばる高校は、規律ある授業と高い目標を持った特別活動を通じて、確かな学力と豊かな心を持った人材を育成します。
7月3日(水)、文部科学省事業「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(プロフェッショナル型)」における、第1回コンソーシアム会議を開催しました。
コンソーシアム会議とは、地域の多様な方々と連携し、高校生が高校から飛び出し、学びの興味関心と地域の課題やフィールドをマッチングするための組織(コンソーシアム)です。
会議では、今回の事業の内容や今年度の学習計画の概要を説明し、確認しました。また、会議の構成メンバーの方から、地域社会の変化の現状や生徒にどのような力を身に付けさせるのかなど、意見交換が行われました。
この地域協働事業を活用し、生徒が主体的、創造的に学べる研究開発をすすめてまいります。
なお、コンソーシアム会議のメンバーとして御協力いただく方は以下の通りです。
氏 名 |
機 関 名 |
役 職 |
深尾 昌峰 |
龍谷大学 |
政策学部 教授(プロジェクトマネジメント) |
三木 俊和 |
伏見いきいき市民活動センター |
センター長(地域協働活動ファシリテーター) |
川本 一範 |
京都市伏見区役所 |
地域力推進室 企画課長(コミュニティ会議企画、運営) |
押領司 哲也 |
京都文教大学 |
社会連携部フィールドリサーチオフィス課長(高大連携) |
新見 和也 |
京都あおい税理士法人 |
代表社員(インターンシップ受け入れ、租税教室) |
可児 卓馬 |
公益財団法人 京都地域創造基金 |
専務理事・事務局長(NPO・資金調達コンサルタント) |
米原 裕太郎 |
公益財団法人 京都市ユースサービス協会 |
総務担当ユースワーカー(社会貢献活動の調整、推進) |
三橋 利彦 |
京都府立京都すばる高等学校 |
校長(学校全体としての組織体制整備) |
吉村 要 |
京都府教育庁指導部高校教育課 |
課長(管理機関、本事業の総合調整) |
藤浦 和之 |
京都府教育庁指導部高校教育課 |
総括指導主事(管理機関、本事業の総合調整) |
谷口 智史 |
京都府教育庁指導部高校教育課 |
指導主事(管理機関、本事業の総合調整) |
6月12日(水)と19日(水)、起業創造科1年生「ビジネス基礎」と「簿記」の科目連携授業で起業創造科初のフィールドワークを行いました。
はじめに「伏見大手筋商店街」の歴史や商店街が担う街づくりについてのお話を聞いた後、グループに分かれ個人商店を訪問しました。
事前に考えた質問をインタビューさせていただき、普段の学習の理解を深めたり、違いを知ることができました。お話いただく中で追質問するコミュニケーションの難しさも体感しました。
翌日の授業ではグループごとに学習した内容を報告し合い、他のグループの様子について共有しました。
「地域での学びは机上だけではなく、自分自身で訪れて、見て、聞いて、考える。」様々なアプローチで今後も学び続けます。
ご協力いただきました伏見大手筋商店街振興組合の皆様ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
本校は今年度、文部科学省「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(プロフェッショナル型)」の実施校として指定されました。
京都は毎年600万人以上の外国人が訪れる、国際観光都市です。京都に住んでいる人は、一度は外国人に道を聞かれたことがあるのではないでしょうか。
いっぽう、全国的に課題となっている少子高齢化や商店街の衰退などは、ここ京都でも例外ではありません。
これから京都は、「住む人にとっても、訪れる人にとっても快適なまち」を目指していくことになります。今回の文科省事業では、今後3年間、主に商業2学科(起業創造科・企画科)において、地域の企業や大学等と連携しながら、京都が「住んでよし・訪れてよし」のまちになるよう、様々な取り組みをしていきます。
例えば、起業創造科では伏見大手筋商店街、企画科では台湾の高校と連携した授業などを展開する予定で、授業の中では、行政のまちづくり担当者や大学の先生、企業の社員さん、留学生など、いろんな方と接する機会があります。
「一歩前に踏み出したい!」
「コミュニケーション力をつけたい!」
「新しい世界を知りたい!」
という中学生のみなさんは、ぜひ学校説明会に来て、文科省事業の説明や学科の紹介を聞いてみてください。