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南丹市立美山小学校

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2019/11/18

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「10ぽんのぷりぷりソーセージ」
作)ミシェル・ロビンソン      ほるぷ出版



有名な英語の遊び歌がもとになっている絵本です。
ノリのいい歌の雰囲気そのままに、ユーモアたっぷりに仕上がっています。
フライパンで炒められている10本のソーセージがあります。
1本破裂するごとに1本のソーセージが逃げ出します。
それぞれが悲惨なことになるのですが、最後に残ったソーセージは当然…。

「オレ、カエル やめるや」
作)デヴ・ペティ     マイクロマガジン社



いろいろな動物になりたいカエル。
父親にことごとく「無理、お前はカエルだから」と一蹴されてしまいます。
結局ほかの動物になることはできないカエルですが、最後の最後で「カエルでよかった」と言います。
その展開に なるほど、と、納得。

読み終えたあとみんなに「なりたいもの、ある?」と質問してみました。
返ってきた答えは「人間」って・・・。  
現実的なのか、本の意図をよくわかってくれたのか(笑)

2年生
「しろいうさぎとくろいうさぎ」
作)ガース・ウィリアムス     福音館書店

しろいうさぎとくろいうさぎ、二ひきのちいさなうさぎが、ひろいもりのなかに、住んでいました。
二ひきは毎日、一日中楽しく遊びました。
あるとき、ニひきで遊んでいる最中、くろいうさぎが座り込み、とても悲しそうな顔をします。
どうしたのか訊ねるしろうさぎに、くろうさぎは言います。
「ぼく、ねがいごとをしているんだよ。
いつも いつも、いつまでも、きみといっしょにいられますようにってさ。」
二ひきは手を握り合い、たんぽぽの花を摘んで耳にさしました。
他のうさぎたちや、森に住む動物達がやってきて、月の光の中で結婚式のダンスを踊ります。



ずいぶん昔から絵本ですが、読んだことのある子は1人でした。
2匹しか登場しませんし、繰り返しのお話なのでわかりやすいし、ひらがなばかりなので 自分でも読めるから また あとで ゆっくり読んでほしいと思います。

大人的には この本は プロポーズの時に相手に渡したりすることに 使われるような絵本だそうです。

ふたりがいいね、というお話でしたので・・・
続いて

詩集「いのちのバトン」より「けんか」
作)日野原 重明      ダイヤモンド社

読む前に みんなに「ともだちと ケンカ する?」と 聞くと「するー」という返事。
「じゃあ ケンカしたらどうするの?」と 尋ねたら
「ごめん って 言う」って 答えてくれました。
すばらしい!(笑)

この詩は まさに そういう詩です。



実は 高校生の息子に 読み聞かせで「しろいうさぎとくろいうさぎ」を読むことを話したら
ちょうど2年生の頃に読んだこの「けんか」という詩も 紹介したら と 勧めてくれました。
当時読んだこの詩のことが 記憶に残っているらしいのです。

人それぞれ 心に残る本や詩に出会うのは、いろんな タイミングがあると思います。
たくさんの本に出会って 心に残るものを 見つけて欲しいと思います。

3年生
「へっこきあねさがよめにきて」
作)大川 悦生    ポプラ社

ばば様を屁で飛ばし、大根取りをした嫁を家に置いておけないと、里に連れ戻す夫。
里への道中、嫁の屁で米俵やら反物、馬まで手に入れる。
夫を見返し、一層いい嫁さんになったそう。



東北の方言で書かれているので 言い回し方などは 定かではありませんが(苦笑)それでも 意外と読みやすいのは 大川さんの文章のうまさなんでしょう。
こどもたちにも内容はしっヵり伝わっていたようでした。
最後のオチで 「へや」の云われを読むと、「へぇ~」と大きく頷いていた子がいました。

4年生
「おしゃべりりなたまごやき」
作)寺村 輝夫     福音館書店

ある国の、ある王様のおはなし。
王様はにわとり小屋にぎゅうぎゅう詰めになったにわとりをかわいそうに思い、にわとり小屋の戸を開けますが、にわとりが飛び出し大騒ぎに。
王様がにわとりに追いかけられたと誤解した兵隊たちは犯人探しをはじめますが、みつかるはずがありません。
ところが、夕食のめだまやきがじゃべりはじめます...



以前(と いってもずいぶん昔のことかもしれませんが・・・)は 教科書にも載っていたお話なので、よく知られているのかと思ったら ほとんどの子が知らないようでした。

美山では 鶏を飼っている家庭もわりとあったのですが、鳥インフルエンザ以降 家での飼育がいろいろと難しくなり 鶏が身近な鳥ではなくなっているようですね。
4年生の中で ひとりだけ 鶏3羽飼っていると言っていましたが 高齢化で卵を産まなくなったそうです。

卵料理は 何が好き?
という質問には「オムライス」という声が多かったようです。

5年生
家の光より「いちごがり」



いちご狩りに行く約束をしていた日、お父さんも、お母さんも 急な仕事が入ってしまい 行かれなくなりました。
4才の弟は 泣きわめきます。
2年生のお姉ちゃんは スーパーで苺を買ってきて一粒ずつラップでくるみ 庭に置き、いちご狩りを弟にさせます。

「げんきのひけつ」
90才のおばあちゃんが元気なのは、何でもしっヵり食べるから・・・という 小学校3年生の書いた詩を読みました。

6年生
「ハーニャの庭で」
作)どい かや    偕成社

猫のハーニャがすんでいる、山のとちゅうの小さな家の小さな庭。
その庭を舞台に、季節のうつりかわりを愛情をこめて描いた絵本。



とにかく 絵が 素敵なんです。
1月から12月まで、季節に色づくハーニャの庭の絵が描かれ、ハーニャが庭の様子を教えてくれます。
よく見ると、小さな小さな生き物たちが点在し、見つけるたびに、ふわっと嬉しい気持ちになります。

「魔法のことば」
作)金関  寿夫    福音館書店

エスキモーの人々に伝わる”ことば”のもつ不思議な力を歌った詩と、シンプルで迫力のある絵とが一体となって、大昔のおおらかで魔力に満ちた世界を伝える美しい絵本です。



柚木沙弥郎さんの絵がとっても合っていましたし、人間だけではなく この世界のすべてが平等のような 昔の考え方を 単純に けれども 奥深く表している詩だと思います。
最後がいいんです。
『世界はただ、そういうふうになっていたのだ』
達観しているって、感じが ストンと腑に落ちるのですが、子どもたちには
まだ ピンとこないようで 「どういうこと?」と つぶやいている女の子もいました。
09:28 | 読み聞かせ