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南丹市立美山小学校

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2017/10/16

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「だいくとおにろく」
再話)松居 直    福音館書店



昔、あるところにとても流れの速い大きな川がありました。
どんな橋をかけても流されてしまうので、村の人は困りはて、腕のいい大工に工事をお願いしました。
しかし、引き受けてはみたものの大工も本当に作れるのか、心配になってしまいました。
そんなとき、大きな鬼があらわれて、「おまえの目玉をよこしたら橋をかけてやる」と言います。次の日、川へ行ってみるとどうでしょう。
おどろいたことに、りっぱな橋が半分できていたのです……。



みんなもよく知っている昔話です。
川に橋をかけようとする大工とその川に住む鬼のユーモラスなやりとり、民話の語り口を生かした文章、日本の伝統的な美しい絵、すべてが子どもを満足させます。

もう一冊
「おだんごぱん」
訳)せた ていじ    福音館書店



「おだんごぱんってどんなパン?」って思いますが、丸いパンがころころ転がって動物たちに出会うお話しです。
こちらはロシアの昔話。
動物たちに出会うたび 「ぼくは天下のおだんごぱん。・・・おじいさんからもおばあさんからも逃げ出したのさ。お前なんかに捕まるかい」という歌をうたって逃げる、というくり返しが子供にはおもしろいようです。



読み手にすれば この歌が難しいところですが、よく知っている子は上手に歌ってくれました。

2年生
「桃太郎が語る 桃太郎」
作)クゲ ユウジ    高陵社



桃太郎が自分の気持ちを語っているのですから これはもう 「昔話」というジャンルの桃太郎のお話ではありませんね。
でも ほんとうは こんなふうに思っていた、と 想像してみることは大事なこと。
ですが、まずは おもしろがって 読んでみるといいと思います。





ももたろうの内面って 2年生にはわかるかなぁ・・・と 思いましたが 意外と小心者だった桃太郎の心の声について 口々に言い合ったりしていましたし、音楽の盛り上がりや 電子黒板に映した絵本の展開もあわせて 楽しんでくれたようでした。

3年生
「とうさんはタツノオトシゴ」
作)エリック・カール    偕成社



子育て中の父さん魚たちが大奮闘!珍しい生態をもとにした愉快な魚の絵本。
擬態する魚が隠れている透明シートのページもあります。



まず 「はらぺこあおむし」を描いた人の絵本だよー、というと「へぇ、やっぱり!」と。
とっても興味を持って 最後まで楽しんでくれました。

つづいて 今度は人間のお父さんとお母さんの本、ということで
「おかんとおとん」
作)平田 昌広   大日本図書



「なあ、おかんとおとんはなんで結婚したん?」
なかなか話してくれないふたりですが、何度も聞いていくうちに少しずつ、ふたりが夫婦になるまでの日々が明らかになっていきます。
相手のことを想ってしていたことが、実は可笑しく思われていたり。
当たり前だと思ってしていたことが、相手にはとても変に映っていたり。
別々に大人になったふたりが出会い、親しい存在になったときに起こる、ささやかなすれ違い。



関西弁のやりとりが楽しく ゲラゲラ笑えます。
ちゃんとオチもあって 心も温かくなります。
今度 家でもおとうさんとお母さんに聞いてみてほしいなぁ。

4年生
「巣作りの名人 スズメバチ」
作)須田 貢正    六耀社



気性の荒いスズメバチのやさしい表情を、とらえています。
知らなかった巣作りの秘密。



興味深そうに聞いている男の子、ちよっと気持ち悪そうにしている女の子・・・反応は いろいろでした。
最近ニュースでも スズメバチの被害のことがとりあげられていたので。

5年生
「らくごえほん ねこのさら」
作)野村 たかあき   教育画劇



猫がごはんを食べていたのは、絵高麗の梅鉢という高価な茶碗。
気づいた道具屋は、なんとかそれを手に入れようとして…。


軽快でテンポのいい文章は 読んでいても楽しいです。
とくに後半は、若者と茶店のおじいさんの会話が主になりますが
この二人のかけあいがまた絶妙です。
おじいさんの最後のセリフ、見事なオチなのですが わかったかなぁ?? 
ちょっと気になったので「わかった?」と きいてみたら「おじいさん ずるい」と言っていたので ほっとしました。

6年生
「ひとつのねがい」
作)はまだ ひろすけ   理論社



いつもだまって道を照らしている街灯。
その街灯は、長い間ひとつの願いを持ちつづけていました。
──一度は星のように輝きたい──そんな大それた願いを抱く街灯が、自分のつとめに無心に専念したとき、思いがけない幸福が訪れるのです……。



なんでもいいから やりたいことや 希望をもってほしい。それがあれば 苦しいことがあっても乗り越えられるのだから・・・この本に深く感銘して 聞いてほしいお話だなぁと思って読みました。

6年生ということで ついつい こちらの思いで本を選んでしまい、その結果 どうしても考えさせられる内容だったり、まじめなお話ばかりになってしまうようです。
月曜日の朝、ということもあるので もっと気楽に笑えるお話のときがあってもいいのだと いうことを みんなで話しました。
09:49 | 読み聞かせ