本校では、教養科学科の「総合的な学習の時間」に行う課題研究を「こだわり学」と呼んでいます。「こだわり学」では、学び方や考え方を身につけながら、主体的・創造的に探究活動に取り組んでいます。ポスターセッションでは、相手に伝える力を高め、聞く力を養うことを目標にしています。1年間のこだわり学のまとめとして、各班でテーマを設定し、研究成果をポスターにし、「ポスターセッション」を行いました。
1月22日(月)、 報道機関の方も来られ、少し緊張した雰囲気が漂う中、生徒の発表が始まりました。「持続可能な国際社会への展望」と難しいテーマでしたが、自分たちで作ったポスターを指し示しながら、時には質問に答え、それぞれの研究の成果をアピールしていました。
1月12日(金)、センター試験激励会を行いました。始めに橋本校長からお話があり、「みなさんは朝早くから暗くなるまで一生懸命、勉強してきました。自信を持ってください。誰でも緊張はするものだから、焦らず落ち着いて臨んでください。そして、試験が始まるまで努力し、終了の合図があるまで、最後まであきらめないでください。」と述べられました。
また最後に、「明日はベストのコンディションで頑張ってください。皆さんの健闘を祈ります。」と締めくくられました。
その後、進路指導部から前日準備や当日の注意点についての説明がされ、最後に3年生の担任団一人ひとりから、話がありました。3年生のみなさん、健闘を祈っています!
10月21日(土)、22日(日)に行われた第34回京都府高等学校総合文化祭美術・工芸部門に美術部員8名の作品を出展しました。 21日の講評会は、自分の作品だけでなく他の生徒作品を聞きとても参考になり、次回の作品作りに向けて大変役に立ちました。同会場には、写真部門や書道部門の展示もあり、興味深く鑑賞することができました。
記念撮影
講評会で制作の意図を説明する
他の部門を鑑賞する
美術Ⅲ(3年生選択科目)の授業において、3年前から文化祭で共同制作を屋外で発表しています。今年はトリックアート「HEYA」を中庭に展示しました。作品の木の橋に乗ったり、階段を降りたりしている姿を離れた場所から写真で撮影すると、まるで地下に部屋があるかのように見えます。
原画を投影し、ベニヤ板にチョークで写す
色の明暗差をはっきりと出してペンキで着色する
遊び方を書いたボードも作成した
中庭に設置!
美術部では、「藍を育てて藍染めをする」という新しい取り組みをしています。
現在は手軽な「合成藍」で染色をする場合が多いのですが、藍を種から育て、葉を収穫し、染色をするという一連の作業を通して、草木染めの一種の「藍」を知るとともに「藍染め」を体験することができました。9月に藍を育てている醍醐味である「生葉染め」を体験しました。葉の収穫日とその前日の両日が晴れていること、そして収穫後30分以内に染めることが条件となります。冬には「乾燥葉染め」を体験する予定です。
5月下旬 種まき
葉の収穫
茎から葉のみを採取
葉をミキサーにかける
シルクのストール
緑色に染色
動物性タンパク質の絹製品
藍の花
10月6日(金)、「美術Ⅲ」の授業として、初めて校外美術鑑賞を行いました。「東アジア文化都市2017京都 アジア回廊 現代美術展」が開催されている京都芸術センターを訪問しました。年齢層の幅が広い国内外の作家の展示発表が行われています。オ・インファン(韓国)の「死角地帯探し」では、視覚障害者のドーセント(展示解説担当者)の案内からはじまり、謎解きをしながらもう一つの「制作室2」へ道案内するという、新しいかたちの鑑賞方法を体験しました。意見を共有し合うことは、将来美術系進路に進む生徒たちにとって、今後の制作活動に良い影響を与えることでしょう。
視覚地帯探し
別会場へドーセントを道案内
堀尾貞治氏の作品
戦前に建てられた元小学校の建物