単位制の学校では、クラスがなく担任はいないのですか?
 本校ではクラスがあり、担任もいます。毎朝のSHRや週1回のLHRは担任が指導します。文化祭や体育祭などの学校行事はクラス単位で取り組みます。
単位制の学校では、自由に科目選択ができますか?
 全く自由というわけではありません。単位制の学校にも高等学校を卒業するために必ず学習しなければならない科目(必履修科目と言います)があります。本校でも、1年次生は必履修科目中心のカリキュラムで、学年制の学校と同じように、クラス単位で受ける授業が多くあります。
スカラータイムとはどういう時間ですか?
 3年次生が選択できる「自学自習」の時間で、スカラー室で自分の進路に関わる学習をします。2年次までのすべての科目を習得し、申請が認められた場合のみ、最大週4時間まで登録することができます。単位制の城南菱創高校ならではのシステムといえます。
 
 
授業は毎日何時間ありますか?また、放課後に進学補習はありますか?
 普通科は週5日の内3日、教養科学科は週5日の内4日が7限目まであります。 平日の補習は基本的には行いません。しかし、長期休業中は特別講習を行います。
土曜日に補習は開講されていますか?
 「土曜講習」を開講しています。普通科は希望者、教養科学科は全員参加です。土曜日の部活動は、すべて午後からのため、講習と部活動の両立ができます。
 また、土曜日に加え、3年間を見通した系統的な進路講習(長期休業中の特別講座や学習合宿等)も設定しており、効率よく希望進路達成に向けた学力を身につけられます。
授業についていけるか不安なのですが、大丈夫でしょうか?
 心配はいりません。授業は進度も速く大変かもしれませんが、授業担当者や担任団を中心として、万全の体制で支援します。 "Where there is a will,there is a way.(「意志があれば、道は開ける」)"
 
 
学校祭はどのような感じですか?
 文化祭では、各学年とも夏休みから準備を始めて、クラス劇を上演します。上級生の演技力にはきっとみなさん驚かれることでしょう。体育祭も楽しい雰囲気の種目が勢ぞろい。勉強にも行事にも精一杯努力し、メリハリをつけ、気持ちを切り替えて次へ進むのが城南菱創の特徴です。
 
 
部活動は活発ですか?
 体育系は12部、文化系は10部あり、全国大会に出場している弓道部、体操部、ウェイトリフティング部、放送部や美術部、近畿大会に出場しているハンドボール部、弓道部をはじめとして、各部とも活発な活動を続けています。
勉強と部活動の両立は可能ですか?
 可能です。実際、卒業生の内、国公立大学および難関大学に合格した生徒の9割が部活動との両立を果たしました。
 
 
どのような生徒が入学していますか?
 毎年、進路・目的意識の高い生徒が入学しています。普通科では「自分で時間割をデザインする」ことが求められます。そのことは、学習意欲が高い生徒の知的好奇心を刺激し、学力向上に結びつき、高い進学実績を残すという結果につながっています。
科目選択で迷うことはありませんか?
 学校がしっかりサポートします。本校では、科目登録の前に、教務部や進路指導部がガイダンスを行います。このガイダンスでは科目登録の手順を説明したり、進路実現のための科目の選び方などを指導します。その後、担任や教科担当が個別面談を行い、相談しながら科目登録をします。
選択科目の内容はどうして知ることができますか?
 本校では「科目選択ガイド」という冊子を普通科全員に配付します。このガイドブックでは、教科別科目選択アドバイスや科目選択のプランニングを、モデル案を示しながら説明しています。
1年次に進路を決めたら変更できませんか?
 変更は可能です。科目登録は年次ごとに行います。ですから、進路を変更する人は2・3年次で進路実現のための科目を中心に選択すればいいのです。最も大事なことは、1年次から将来を見据えた科目選択をすることです。(年度途中の科目変更はできません。)
福祉関連ではどのような科目がありますか?
スポーツを通して障害者や児童、高齢者の人々を理解する「スポーツ福祉実践」、社会福祉についての基本と車イス操作などの実技を学ぶ「社会福祉基礎」、家庭看護や高齢者介護など、家族の健康と福祉に関する知識や基本的な技術を学ぶ「家庭看護・福祉」があります。
 
 
教養科学科では、どのような生徒を求めていますか?文系・理系はいつ分かれますか?
 大学への進学を考えており、本校の専門科目の学習内容に興味・関心を持ち、主体的に学習に取り組む意欲のある生徒を求めています。  また、入学時は「くくり募集」します。1年次の秋に系統を選択し、2年次より人文・社会科学系統、自然科学系統系統に分かれます。
こだわり学はどのようなことをするのですか?
 教養科学科の「総合的な探究の時間」に行う課題研究を「こだわり学」と呼んでいます。 1年次では、自分の興味・関心のあるものや解決したいことを実行する「マイプロジェクト」で取り組み、その成果を「ポスターセッション」で発表します。2年次では、それぞれが興味関心に応じた「ゼミに分かれて探究活動」を行い、3年次に成果を発表します。
 
 
普通科の前期選抜はどのようなものですか?
 中学校の報告書、国語・数学・英語の共通学力検査及び面接をもとに、総合的に合否を決定します。前期選抜の面接では、さまざまな角度から本校を目指す「本気度」が測られます。自分の目標がはっきり伝えられるよう、日頃から興味のあることを調べたり、考えをまとめたりする力を養いましょう。共通学力検査については京都府教育委員会のwebを御覧ください。

【 京都府教育委員会 高校入試情報 】

京都府教育庁指導部 高校教育課
教養科学科に入学したいと考えていますが、どうすればよいのですか?
 前期選抜を受検してください。募集割合は100%で、中学校の報告書、国語・数学・英語の本校独自の学力検査及び面接をもとに、総合的に合否を決定します。