令和2年度研究の成果と課題

 本校ではこれまで、学習指導要領で示された「育成を目指す資質・能力の三つの柱」に基づき、「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」を育成する授業づくりについて研究を重ねてきました。今年度は、学習評価の在り方について研究を行い、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の観点別に学習状況を評価する際、児童生徒のどのような行動や発言を見取ればよいか、計画段階でどのような評価規準を立てることが妥当か、授業研究を通して理解と実践を深めました。研究主題と研究仮説は以下のとおりです。

 各学級が、研究単元を設定し、単元計画の中に3観点の目標と評価規準を明記し、授業参観を行いました。さらに、各学部で以下の研究授業重点学級を決め、学部全体で事前研と事後研を行い、評価の在り方について討議を深めました。

研究のまとめ

 本研究を通して、評価の仕方に対する教職員の意識の向上が図られ、一人一人の児童生徒の発言や行動、表情等、様々な変容を見る視点がより深まるなどの成果がありました。また、評価する際の留意点や課題について、新たに気付いたり共有したりすることができました。(事後研の中で共有された気付きや学びを以下にまとめています。)

 今年度の研究の成果と課題を、一人一人の「主体的・対話的で深い学び」と「質の高い学力」の育成につなげ、本校の授業がより効果的で創造的なものとなっていくよう、次年度の研究へと発展させていきます。

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