2023年3月25日~27日に、第134回日本森林学会大会がオンラインで開催されました。ここで実施された第10回高校生ポスター発表に、莵道高校の2年理数コースの生徒と、科学部が参加しました。
2年理数コースの生徒は、森林総合研究所との連携講座で行ったリタートラップの研究をまとめ、「学校林のリターをつくるものは何か?」というタイトルで発表しました。
科学部は学校林の動物調査をまとめ、「動物は学校林のどの場所が好きなのか?」というタイトルで発表しました。
ポスターはオンライン上で、日本森林学会大会に参加している大学の先生、研究者の方々、他高校の生徒や先生に見ていただき、チャット形式で多くの質問や感想をいだたきました。参加した生徒はそれらの質問に答え、同じ森林を研究する方々とポスターを通して交流することができました。
発表したポスターはPDFでご覧ください。たくさんの応援、ありがとうございました。
令和5年3月19日(日)、東京都立日比谷高校において第6回中高交渉コンペティションが開催されました。
このコンペティションは、学習指導要領「公民」において示される、合意形成や社会参画する力を育成するため、社会的な見方・考え方を働かせて社会的事象について考察するものです。また、紛争解決や合意形成する力を育成するため、アメリカ全土のロースクールではほぼ必修科目となりつつある「交渉学」の考え方や技能を身に付けることを目標としています。
莵道高校では、有志4名の1チームが参加しました。参加生徒は、交渉スキルである「交渉の7つの指針」について、参考文献として提示された『ハーバード流交渉術』を読み理解を深めていきました。交渉テーマは「運送に関する商取引」であり、2024問題と呼ばれる運送・物流問題、ドローンや自動運転の活用に向けた技術・制度面での課題、AIやビッグデータ活用による創造的なアイディアなどについて、各自で調べたことをミーティングで発表し、意見交換を重ねて論点化をすすめていきました。交渉の指針には、「立場でなく利害に焦点を合わせる」「双方に有利な選択肢を考える」「最善代替案(BATNA)を用意する」などがありますが、内容を理解することと活用することは異なることを実感したようで、以前コンペティションに参加した先輩や教員を巻き込んで模擬戦を行うなど、とても意欲的に取り組みました。
当日は、福井県立若狭高校と対戦しました。多くの提案を行うとともに、相手の主張を聞き、よりよい合意形成に向けて努力しました。結果として、3位入賞を果たすことができました。参加生徒たちは、「やればやるほど面白くなった」「もっと、他の方法で提案や解決策を提示できた」「とっても達成感があった」などと話していました。
爽やかな春の日差しの中、令和4年度3学期終業式を行いました。
これまで、コロナ禍のため、一堂に会しての式はできませんでしたが、
令和4年度の終業式は在校生一同が介して実施できました。
普段学んでいることは、進学のためだけでなく、将来様々な場面で役立ちます。
新年度は、改めて目標は高く持ち、新3年生は進路決定に、新2年生は高校生活を
充実させるために励んでください。
令和5年3月1日 令和4年度京都府立莵道高等学校卒業式を挙行しました。
36期生268名が卒業し、新しい道に向かって進んでいきます。
地域・関係者の皆様、御理解と御支援ありがとうございました。皆様のおかげで今日の日が迎えられました。
保護者の皆様、おめでとうございます。様々な取り組みに御協力いただきましたこと、感謝申し上げます。
卒業生の皆様、大変おめでとうございます。コロナ感染症拡大防止にかかわり、様々な活動が制限される中、工夫と創造でいろいろな行事や取り組みを行いました。社会では今、コロナ禍が終戦を迎えようとしています。コロナ禍に始まり、コロナ禍で終わるという3年間でしたが、この試練と苦難を乗り越えて前進してきた経験は、今後の人生において大きな財産になるでしょう。皆様のこれからの人生がずっと楽しいものであることを願っています。
2月11日(土)に高校生伝統文化事業の一環として、裏千家の國松宗明先生、國松宗琴先生の指導による茶道体験を実施しました。
茶道の作法を学ぶとともに、戸惑いながらも自分でお抹茶を点て、いただきました。心の落ち着く時間となりました。
令和5年2月7日(火)に山城総合運動公園(太陽が丘)にて1,2年生対象の耐寒マラソンが行われました。13kmという長い距離に対して、はじめは戸惑いや不安な様子もありましたが、12月から体育の授業で行っている長距離走での努力もあり、参加している生徒全員が完走できました。走り切った後はとても清々しく、達成感に満ち溢れている様子でした。今回は新型コロナウイルス感染症の影響から3年振りの開催となり、高校生活の中で一度も耐寒マラソンを経験することができなかった3年生も応援に駆けつけてくれ、運営の補助にあたってくれました。またPTAの方々にも給水等でお世話になりました。
ご協力御支援いただきました皆様 ありがとうございました。
令和5年1月29日(日)に、13オンライン高校生模擬裁判が実施されました。今年のテーマは「河豚鍋裁判」であり、江戸時代が舞台設定でした。
この大会は、「法的思考力や刑事(裁判員)裁判の意義の理解とともに、広く人間や社会までを視野に入れた「国語的」模擬裁判を通じて、人間や社会を考える眼差しを深める。」ことを目的したものです。
大会には、2年生7名、3年生2名の計9名が参加しました。大会までの2か月間は、日々の学習と部活動の合間を縫って活動を行いました。オンラインでの現役弁護士や教授や専門家の講演を聞き、普段の学習ではあまり扱うことのない、法的知識や文学的知識、法廷プレゼンテーション技術など、多岐にわたる内容の学びを深めてきました。証拠となる調書を何度も何度も読み込み、議論に議論を重ねて考え、論告・弁路、質問等をつくっていきました。被告人や証人のイメージについても考えました。
当日は、1試合目に神戸女学院高校、2試合目に岡山学芸館高校と対戦し、これまで積み上げてきたものを発揮し奮戦しました。入賞はできませんでしたが、参加生徒たちは「とても面白かった」「もっと、質問や異議をだせた!」「もう一度やってみたい」などと話していました。
令和5年1月26日、2年生対象分野別模擬授業が行われました。関西圏の大学から講師をお迎えし、それぞれ分野の異なる14会場で専門的な授業を体験させていただきました。参加した生徒は皆、興味津々な表情で先生方の講義に聞き入っていました。高い意識を持って参加することで大学の雰囲気を感じ取ることができたのではないでしょうか。希望進路の方向性を固める時期はもうすぐそこです。
1月12日木曜日に、1年生がビブリオバトルを行いました。
ビルリオバトルは、グループに分かれて、各自が自分のお薦めの本を紹介してそれを聞いて最も読みたいと思った本(チャンプ本)を決める「書評ゲーム」です。
今年選ばれたチャンプ本は、
「十角館の殺人」(綾辻行人)、「名のないシシャ」(山田悠介)、「青い春を数えて」(武田綾乃)、「夢をかなえるゾウ」(水野敬也)、「ムゲンのi」(知念実希人)、「探偵ガリレオ(東野圭吾)、「いけない」(道尾秀介) などです。
図書館にビブリオバトルのチャンプ本のコーナーを設置しますので、ぜひ読んでみてください。
互いの親睦を目的とし、季節らしい催しとして、百人一首大会を行いました。
「朝ぼらけ うじの川霧 たえだえに あらはれわたる 瀬々の網代木」
現在は網代木は見られませんが、朝霧が晴れていく中で見られる宇治川の風景は、
我々にとって感慨深いものです。
令和4年度1月10日、3学期始業式と部活動等で成果のあった者の表彰式を行いました。
新型コロナウイルス感染症対策として、一部は対面で、一部はオンライン通信で実施しました。校長の言葉に「年が明け、今年は卯年です。『兎』という字が入った莵道高校生として、ウサギのように躍動感あふれる1年になることを願います。」とありました。
令和4年12月20日、2学期の終業式と部活動等で成果のあった者の表彰式を行いました。
新型コロナウイルス感染症対策として、一部は対面で、一部はオンライン通信で実施しました。
思春期学会性教育認定講師の方をお招きして、1年生対象の講演会が行われました。自分や相手を守るための知識や、性感染症、妊娠・出産についてお話をいただきました。実際の胎児の心拍音を聞かせてもらったり、生命が誕生する瞬間を映像で見せていただけたり、普段あまり体験できないことも学び、生命の大切さについて考える時間となりました。
令和4年11月1日(火)から12月26日(月)まで、秋冬のブックフェアを開催します。
ブックフェアとは図書委員のオススメする本の祭典です。今年のテーマは「食欲・スポーツ・芸術・読書の秋」です。
テーマにそった本84冊を、図書委員が紹介文を書いたポップを添えて展示しています。
莵道高生の皆さん、ぜひ図書館に見に来て借りてください。
9月22日(金)、薬剤師の三上由美氏をお招きして、2年生対象の講演会を行いました。
薬物乱用は、実は自分たちのすぐ近くに潜んでいるものなのだと、様々な観点からお話ししていただきました。
市販薬でも薬物乱用になる可能性があることや、違法薬物・危険ドラッグの作用について細かく教えていただきました。
その中で、「なぜ薬は水か白湯で飲まないといけないのか」をお茶とコーラを使った実験で分かりやすく解説していただいたり、「日常で間違えがちな市販薬の使い方」を生徒と一緒に考えてくださったりと、薬について考える機会を作っていただきました。
とても解りやすく、薬との向き合い方を勉強することができました。
図書委員会では、令和4年9月6日(火)から9日(金)までの4日間に、しおりコンテストを行いました。
1位は3年生の内山さん、2位は2年生の船長さん、3位は2年生の大野さん、4位は2年生の松本さんでした。
しおりコンテストの応募作品は、図書館カウンターにおいてしおりにして配布させていただきます。4人の皆さん、
応募いただきありがとうございました。
また、莵道祭準備で忙しい中、投票いただいた皆さん、ありがとうございました。
8月29日、2学期が始まりました。
動画配信による始業式、夏期休業中に活躍した部活動の表彰式を実施しました。
2学期は飛躍の学期です。
1年生は、他者に対して思いやりを持ち、様々な活動に参加してください。
2年生は、新しい学校のリーダーとして莵道高校を盛り上げてくれればと思います。
3年生は、希望進路の実現に向けて粘り強く努力してください。
7月21日、3年生対象大学別入試説明会が行われました。関西圏の28大学から講師をお迎えし、大学の概要、入試内容や対策等についてご説明をいただきました。参加した生徒は皆、真剣なまなざしで配布された資料に目を通し、大学の入試ご担当者ならではの具体的な説明に聞き入っていました。志望校検討と夏休みの学習に向けての良い機会としてほしいと思います。
莵道高校後援会より、全国大会出場者に激励の言葉をいただきました。
・アーチェリー部
令和4年度全国高等学校総合体育大会アーチェリー競技大会男子団体の部
・ボクシング部
令和4年度全国高等学校総合体育大会ボクシング競技大会 男子個人
・科学部
第46回全国高等学校総合文化祭自然科学部門
・放送部
第69回NHK杯全国高校放送コンテスト テレビドキュメント部門,ラジオドキュメント部門
・美術部
第46回全国高等学校総合文化祭美術・工芸部門 個人
他の部活動も頑張っています。皆様これからも応援よろしくお願いします。
9月の莵道祭(1年生は小劇場)に向けて、各クラス、テーマが決まりつつあります。
7月11日には本校教員の戸崎先生(学生時代に10年間、演劇部で活動)を講師として、1年生の各クラス代表者に演劇講習会を開催していただきました。
演劇を作るための心得などを教えてもらった後には、「与えられたお題を15秒で体で表現する」という実技指導をしていただきました。簡単なお題でも体で表現することは難しかったですが、お互いがどう考え、自分がどう表現するのかを考えることが演劇つながるということを学ぶ貴重な経験となりました。
各クラス、一致団結して良い演劇となるように取り組みましょう。
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