学校生活

 

 令和5年1月29日(日)に、13オンライン高校生模擬裁判が実施されました。今年のテーマは「河豚鍋裁判」であり、江戸時代が舞台設定でした。

 この大会は、「法的思考力や刑事(裁判員)裁判の意義の理解とともに、広く人間や社会までを視野に入れた「国語的」模擬裁判を通じて、人間や社会を考える眼差しを深める。」ことを目的したものです。

 大会には、2年生7名、3年生2名の計9名が参加しました。大会までの2か月間は、日々の学習と部活動の合間を縫って活動を行いました。オンラインでの現役弁護士や教授や専門家の講演を聞き、普段の学習ではあまり扱うことのない、法的知識や文学的知識、法廷プレゼンテーション技術など、多岐にわたる内容の学びを深めてきました。証拠となる調書を何度も何度も読み込み、議論に議論を重ねて考え、論告・弁路、質問等をつくっていきました。被告人や証人のイメージについても考えました。

 当日は、1試合目に神戸女学院高校、2試合目に岡山学芸館高校と対戦し、これまで積み上げてきたものを発揮し奮戦しました。入賞はできませんでしたが、参加生徒たちは「とても面白かった」「もっと、質問や異議をだせた!」「もう一度やってみたい」などと話していました。