「TANGO子ども未来プロジェクト」出前講座 高龍小学校

TANGO子ども未来プロジェクト

 11月7日、京丹後市立高龍小学校5年生30名を対象に、「TANGO子ども未来プロジェクト」出前講座を実施しました。
 今回の出前講座は、株式会社積進による「ミクロの世界を覗いてみよう」です。積進管理部の竹中様と岡段様が講師を務められ、前半は講義とともに、㎛(ナノメートル)を体感するために、㎛単位の幅のシリンダーを金属柱にぴったりとはめる実験を行いました。実験の中で、はまるかどうか分からないほど大きさの似通った金属柱がぴったりとはまる瞬間の感触の心地よさを感じたり、目に見えないような違いがあるだけではまりにくい金属柱がある事に気付いたりして、その繊細さを体感したようでした。後半は、児童の髪の毛をマイクロスコープで拡大し、普段では分からない髪の毛の太さや髪の毛の凹凸などをモニターに映しました。児童は、初めて見るミクロの世界に興味津々で、モニターの画像にくぎ付けとなっていました。最後は、講師から、目に見えない㎛の誤差であっても、重大な事故につながるという話を聞いて、児童は精密機械を扱う責任についても実感し、最後まで真剣に講義に集中していました。
〈感想から〉
〇㎜よりも小さな単位を学習できて面白かったです。友達の髪の太さを調べてみたことが楽しかったです。
○過去に、数㎛のずれが原因で品質が変わってしまって、飛行船が壊れた大事件があったことを知りました。少しのミスで大惨事になることが分かりました。

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