1年生「ペーパータワー」

 1年生「産業社会と人間」の時間で、「ペーパータワー」作りのグループワークを実施しました。企業等でも人材育成の研修として実施されています。
「ペーパータワー」は紙だけを使って、どれだけ高いタワーをつくれるかを競うものです。力学的知識やアイディアをチーム内で出し合い協力することが必要です。

 本時のねらいです。

 紙は、折ったり切ったりしても良いですが、はさみやのり、セロハンテープは使えません。
 第1ラウンドは、A4用紙5枚、B4用紙5枚使います。

 創意工夫を発揮していますが、これでは自立できませんね。

 第1ラウンドが終了して、グループ内で振り返りを行います。
 「土台が重要」「丸や三角よりも四角が安定するのでは?」等、意見交流していました。

 この過程を経ることで、PDCA(Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善))のサイクルを体得します。

 第2ラウンドです。A4用紙10枚、B4用紙10枚使いました。
 タワーの高さにも迫力が出ました。

 全体の振り返りでは、自分の考え方と他の人の考え方が異なることに気がつき、たくさんのアイデアが出ると、その中で一番良い方法が見つかるので、コミュニケーションが重要だという感想が多く出されていました。