「よむよむ」による朝の読み聞かせ

図書室

1・2年生
「そうべえまっくろけのけ」
作)田島征彦
      童心社


そうべえのもとにやって来たまっくろなうさぎ男は…なんとお月さまの使いでした。病気になってしまったお月さまのため、月へのぼったそうべえたちですが…? 天の川をつなわたり、星座を相手に大立ち回り! 空の上でもやっぱり大騒動になってしまって…。

「中秋の名月」にピッタリのお月様も登場するお話です。関西弁の語り口も面白おかしく、すっかり引き込まれた子どもたちでした。
星座の勉強をした時に、今日のお話を思い出すことでしょう。特にふたご座はね。

3年生
「のどぼとけさん」
作)尾崎美紀     ひさかたチャイルド

人の役に立つような一人前の男の人には、のど仏さんがいるんだって。しんちゃんは、眠っているおじいちゃんの、のどの奥にのど仏さんをみつけたよ。のど仏さんは、ちょっと頑固な変わり者。でも、親切にしてあげると、ハッピーなできごとが…

みんなにこにこ笑顔で、楽しんでお話を聞いていました。このお話を聞いて、「のどぼとけ」がどこにあるか、覚えられましたね。

4年生
「土の中からでてきたよ」
写真)小川忠博    
 平凡社

土の中からいろんな顔や人形が出てきたよ。縄文土器や遺跡の不思議なおもしろさを、リズミカルな文章と迫力ある写真で伝える絵本。遠い歴史が身近で親しみ深く見えてきます。

土偶、土器、石器などの写真を。食い入るように見ていました。中でも一番人気はなんと「うんち」!でした。



5年生
「ともだち」

作)谷川俊太郎     玉川大学出版部


「ともだちって かぜがうつっても へいきだっていってくれるひと」―谷川俊太郎の珠玉の詩と,和田誠のほのぼのとしたイラストによる,幼児~小学校低学年向き絵本。よい友は一生の宝であり,生きて行くうえで友だちがいかに大切かということを,やさしいことばと楽しい絵により,幼児にもわかりやすく語りかけます。

この本の読み聞かせがきっかけとなって、「ともだち」についてどんなことを考えたのかな。
友だちの大切さに気が付いたという感想も聞かれました。



6年生
「ひさの星」

作)斎藤隆介       岩崎書店

ひがしのそらに、あおじろい星がひとつ。むらのしゅうは その星を みるたんびに「ああ、こんやも ひさの星が でてる」という。星にまつわる、少女ひさの物語とはー。

この本を知っている子はいないということでしたが、みんな集中して聞いていました。作者の思いや絵の優しさなど、古い絵本の良さを感じてほしいという読み手の方の思いがきっと伝わったことでしょう。

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