田植えの後も、仕事は続く・・・

地域連携コーディネーター通信

5年生が田植えをしてから数週間が過ぎました。

毎年5年生は地域のみなさんにお世話になって、田植えと稲刈りの体験をさせていただいています。また、その際には米づくりの仕事はどんなことが大変か、どんな仕事があるのかなど詳しくお話を聞かせていただいています。
その中で、手作業で大変な作業がひとつありました。

草取りです。

田植えや稲刈りのように大きな機械で一度に済ませることが難しい作業のひとつです。

 
これまで、草取りの作業は地域の方にお任せして、子どもたちが自分たちで作業することが無かったのですが、今年は子どもたち自ら草取りの作業もさせていただくことになりました!

田んぼに到着すると、1ヶ月ほど前に植えた苗がスクスクと成長して、しっかり根付いている様子がうかがえます。
まわりの田んぼと見比べても、よく育っているように見えました!

子どもたちも大満足です。とはいえ、まだまだお米が収穫できるまでは長い時間と多くの作業が残されています。

 
よりよく育ってくれるように、いざ、みんなで草取りを開始しました。

イネの根元に生えてきている草を泥に手をつっこんでかきまぜます。草を取るだけでなく、土に空気を含ませることも、今後のイネの成長にとても大切なんだそうです。
 
また、イネの根元に手をやると、田植えの際に教えてもらった分げつが起こっているのがよく分かります。苗が育っているのを実感できる瞬間でした。
これらは草取りを自分たちでしなかったら、分からないことばかりでした。

 
5年生みんなが一斉に草取りをしたおかげで、あっという間に田んぼの草がきれいになりました。
昔の人たちが機械のない時代に、地域みんなで作業をしていた理由が少し分かったような気がしました。

秋の収穫まで、ますます元気に成長してくれますように!

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