5月28日(水)のユリイカデーにて、図書委員会イベント、カードゲーム「ゴーストライターの気持ち」を行いました。今回は図書委員4名、一般参加4名の参加がありました。このゲームは、出題者である「作家」が、持参の本から一文を抜き出し、その中の一カ所を穴抜きにします。「読者」は、「作家」「ゴーストライター」「編集者」がそれぞれ用意する選択肢の中から、作家が抜き出した正解と、ゴーストライターがそれとばれないように考えた不正解をそれぞれ正しく見分けてポイントを稼ぐ・・・というものです。
参加者は少なめでしたが、とても盛り上がり、ゴーストライターが大量にポイントを獲得した場面では賞賛の声が上がりました。
次回のイベントは冬に開催予定です。ぜひ御参加ください。
〈感想〉
・小説の一節を使ったカードゲームは初めての体験で、とても楽しかった。いろんな事を考えなければならないのが、思考力を試すことができて楽しかった。友人に負けたのが悔しい。
・けっこう難しかったです!!答えるのはもちろん、偽の選択肢を考えるのも工夫が必要だった印象…。面白かったのでまたやりたいです!!
・小説のフレーズを抜き出すのも正解に近そうな答えを考えるのも難しかったけど、かなり楽しかった。ゴーストライターの時に自分の書いた答えに「名作チップ」が置かれたときは嬉しかった。
・ルールこそ最初は少し難しいと感じたもののとても楽しむことができた。本文に合う文や単語を考えるということで、文系の自分にはぴったりで国語力を鍛えることができた。また、思っていたより奥深く、多少の駆け引きも楽しむことができた。このゲームを通じて少しは本の作者、ghost writerの気持ちが分かった気がした。また、自分の圧勝だったのでとても楽しかった。また機会があればやりたい。
・「編集者」の役割が思っていたよりも難しくて、良すぎず、悪すぎずの調整が大変だった。全体を通しては、想像とは違う答えもあって面白かった。
・楽しかった。文を作ることや選ぶことが難しかった。
・当初は図書委員オリジナルの企画ではないので少し不安だったけれど、予想を超えた、とても凝ったゲームでした。人の数だけ感性があるのでずれてくるし、1回ごとに単語の品揃え(ラインナップ)が全く違ってくる。選ぶ文によって様々な解釈が生まれてくる。抜き出す文章が短いので、背景が分からず、運任せになっているのではないかと思ってしまったが、名文というのはしっかりはまって不動の安心感、納得感を与えるものだ。それでいい、と思いました。