10月29日(火)に京都府立福知山高等学校附属中学校創立十周年記念式典が行われ、記念講演として福知山高校の卒業生であるかわぐち心臓呼吸器病院の理事長・院長の竹田晋浩様より「命を救うために ~重症コロナ医療の真実と医学を通して見た君たちの未来~」という題でお話しいただきました。
竹田晋浩様は2014年に日本医科大学付属病院外科系集中治療科特任教授に、2015年に医療法人社団康幸会かわぐち心臓呼吸器病院理事長・院長に就任されております。また、新型コロナウィルス感染症が拡大した際、NPO法人日本ECMOnetを設立し、同理事長を務められています。
はじめになぜ医者になろうと思ったのかということや、スウェーデンでの御経験などをお話ししてくださいました。また、2019年前半に新型コロナウィルスの発見・日本での感染拡大が広がる中でどう戦ってきたか、体外式膜型人工肺の話や医療に携わる人々の話も交えて紹介してくださいました。
最後に「 Fortune favours the bold(幸運は勇者を好む)」という言葉で生徒たちを励まし、何事にも挑戦していくよう応援してくださいました。今回いただいたお話を胸に、困難にも諦めずに立ち向かっていきましょう!