5月27日(金)に、学力充実講座Ⅰ~学習評価の工夫改善~をオンライン形式で実施しました。國學院大學の田村 学 教授の講義から、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた学習評価の具体について学びました。本講座は引き続き、第2回を令和5年1月31日(火)に実施します。
【受講者の感想から】
◇「令和の日本型学校教育」について理解を深め 、多くの教員が「生徒自身が思考し探究する学びの授業 」を展開できるよう人材育成に力を入れたい 。 特に『 インパクト・手立て(アイテム の活用)・ 手応え 』 の三つを中心に研修等を通して波及させ、授業づくりの楽しさや面白さを再発見してもらえるよう尽力したい 。
◇「何がわかった?」「それってどういうこと?」「深まったってどういう状態?」など、教師が生徒の言語化を促す適切な発問や助言を適宜していくことが必要だと感じた。今書かせている振り返りが、こちらの意図したものになっていないのは、 発問や助言がうまくできていないからではないかと感じた。
◇現場の授業では、知識を獲得させなければならないという目に見える部分が気になり、なかなか子どもを有能な学習者として授業展開できていないと振り返っていた。ではどうすれば、今陥っている現状から脱却できるかを考えると、知識の習得は必要で、その知識と知識を「つなぐこと」を意識した授業展開が大切なのではないかということに気付くことができた。