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中丹のまなびⅫ
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00   表紙.pdf

01-02 超スマート社会を生き抜く人材の育成.pdf

03-04 必見これからの学力調査が変わる.pdf

05-06 個別最適な学びと協働的な学びの充実.pdf

07-08 課題解決型学習設計ガイド.pdf

09-10 未来の創り手となる子どもたちに必要な資質能力の育成を目指して.pdf

11-12 指導と評価の一体化による授業改善.pdf

13-14 資質能力をはぐくむ家庭科の授業づくり.pdf

15   裏面.pdf


◆中丹のまなびⅪ
【全体】



【内容】
・表紙
・未来をともに幸せに生きる
・人権教育を推進するために
・幼小接続でつなぎたいもの
・特別支援教育から広がるICT活用
・小学校担任制の4つの効果
・「主体的・対話的で深い学び」の実現(PBLの授業実践)
・「主体的・対話的で深い学び」の実現(学習ガイドの活用)
・「主体的・対話的で深い学び」の実現(学習指導案の作成)

◆中丹のまなびⅩ
【全体】


【内容】
・表紙
・共生社会の実現を目指して
・スタートカリキュラムの充実
・非認知能力を意図的に育むために
・PBL(課題解決型学習)のすすめ
・社会で必要なことは社会の中で学ぶ
 (総合的な学習の時間)
・生徒自身が"思考する"授業を目指して
 (中学校授業力向上プロジェクトより)
・評価から授業をつくる
・中丹の授業スタンダード
 (指導案参考様式)
 
                  親力アップ はぐナビランド
 



                  
 



 

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 上記の視点から授業を組み立てた。
 小学校では、表を中心に比例しているかどうかを判断している。それに対して中学校では、グラフを中心に思考することが多いことから、中学校との連携、つなぎの学習を意識した授業として、グラフにも目を向けさせ、判断基準に組み込むことにした。
 そこで、2量が比例しているかどうかについて考えさせるときには、表だけでなく式やグラフに表せないか、グラフを見て比例関係にあることに気付くことはできないか、など1つの事象に対して多様なものの見方ができるようにと考えた。
 したがって授業では、身の回りにある変化する2量を児童自身に見付けさせ、その2量が比例しているかどうかについて事前に作問させ、それを使うことにした。本時の目標は、伴って変わる2量が比例しているかどうか考え、判断することができるようにした。
 問題は画面に示している4題。児童には、チャレンジしてみたい問題から解くよう指示した。すると、既習問題と違い、問題に数値が示されていないため、作問グループに対する質問が次々と出された。「数が決まっていないからどうしよう。」「比例しているかどうかは、どうやって調べればいいのかな。」「表にして、きまりを見付けてみよう。」など、問題解決に必要な情報を得ようと作問したグループに尋ねたり、疑問に思ったことをつぶやいたりしていた。作問したグループは、みんなの考えを聞いた後、事前に作っておいた解答を発表した。そのとき教師は、表だけでなく式やグラフで表現することができているグループに対して、比例しているかどうかがより分かりやすいねと押さえた。多くの児童は、表から比例関係について判断していた。その中に、式に表したり、グラフをかいたりしている児童もいた。普段から解答を発表するときは、自分の考えの道筋を説明書としてまとめさせている。
 これは、「紙の枚数と重さ」についての説明書である。この児童は、表、きまった数、グラフを根拠に説明書を書いていた。
 これは、「鉛筆の本数と重さ」についての説明書である。この児童は、表、きまった数、グラフだけでなく、さらに式を加えて説明書を書いていた。
 「紙を折った回数と四角形の数」の問題では、多くの児童がこのような表と説明書を書いていた。
 その中でも、このような表と指数関数のようなグラフを自分で作った児童もいた。発表では、「こんなグラフになりました。右肩上がりのグラフになったけど、1から出発していて、直線になっていないので比例していません。」と×印を付けていた。すると聞いていた児童からは、「わー、すごい。」「へえー。」と驚きの声が上がった。

 振り返りには、「グラフ、式、表」の3つで考えるととても分かりやすい、文字と式の単元で学習したことを使うと、比例の式を文字式でも表すことができる、結果を聞いている時に説得力があっておもしろかった。」などと書いていた。
 授業を振り返ると、児童自らが作問をすることで学習意欲が向上した。比例する問題と比例しない問題の両方を解くことを通して、より比例関係にある2量の特徴への理解が深まった。
 課題として、児童にとっては、適切な作問をすることが難しいため、事前に十分、各グループへのアドバイスが必要であると感じた。