本校1年生の「鴨沂BYOD(生徒1人1台タブレット導入)」の取り組みが本格的にスタートしました。

 京都府の先行5校の1校としての取り組みで、色々なことに本当に熱心に取り組む「鴨沂生」に、また一つ、新しい学びに繋がる大きなツールが手元に届きました。

 本日は、校長先生の「BYODに向けてキックオフ」という挨拶に続き、タブレットの操作やアプリケーションのログインなどを行いました。待ちに待ったタブレットの到着に生徒たちは大喜びで、21世紀の新たな世界で生きていく「スマートな使用者」となるべく、生徒たちは期待に胸を躍らせていました。

 以下の文章は、校長先生が1年生に話された内容です。

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 みなさん、おはようございます。BYODに向けてのキックオフの日となりました。さて、1年生のみんなも、高校に入学して3ヶ月目となりました。順調に進んでいるところも、そうでないところもあると思いますが、焦らずにいて欲しいですし、夏休みを越える頃には、ずいぶん慣れてくると思います。

 また、多くの先生方から、皆さんが、授業、部活動や様々なところで積極的に取り組んでいると聞いていますし、生徒会にも多くのみんなが参加してくれました。朝も元気な声で挨拶をしてくれることはとても嬉しく思っています。

 先日の土曜日の"京都"に関わる探究学習は、建築物、庭園、祭りや京料理、京言葉などさまざま分野のことをそれぞれ工夫したスライドが沢山ありました。何よりも楽しんで行っていることは、2年生になって行う深い探究学習につながると思います。また、入学して2週間後土曜授業では、鴨沂でのお気に入りに取り組んで、よい作品ばかりでしたが、その中で、「これから3年間、この校舎で沢山の思い出を作れたらいい」という言葉が印象的で、是非、よい3年間を送って欲しいと思います。

 昨年度、皆さんが、中学3年生だった、この時期、この「スクールガイド」が配られたと思います。これは今年のバージョンですが、昨年度の卒業生も多くが「鴨沂で本当によかった」と言ってくれましたが、この冊子にも昨年度のサッカー部主将がこのようなことを言ってくれています。「高校に入るまでは、何かに懸命に取り組んだことはなかったけれど、鴨沂に入って、何事にも全力で頑張る者が全力で楽しめることに気がついた。是非たくさんのことに挑戦して、変わっていく自分を楽しんで下さい」というメッセージを書いてくれています。

 是非、皆さんも、これからも沢山のことにチャレンジしてほしいと思いますし、卒業時には、「鴨沂で本当によかった」と言ってほしいですし、そのことがこれからの皆さんの未来につながると思います。

 さて、本日は、BYODのスタートとなりました。来年度からは全校で導入となりましたが、本校は先行校の1校として、スタートします。後ほど、1台1台をお渡ししますが、是非、今日の話もしっかり聞いて、これからの学習やさまざまなところで使って欲しいと思います。

 やはり、スタートが肝心かなと思います。英語には"Well begun is half done."、「始めがうまくいけば半分できたも同然。」ということわざがあります。このタブレットを通して行っていく一つ一つのことが、みんなの未来につながっていくと思います。

おっきー短足(HP用).jpg それでは、このBYODを通して、みんながさらに主体的な学習者になることを祈念して、『BYODに向けてキックオフ』への校長あいさつとします。