本校の歴史は、master.jpg明治5年に創設された「新英学校及び女紅場」という名の、我が国最初の公立女学校に始まります。幕末から明治維新へと移り変わる激動の時代に、英語と技芸を学ぶ、当時としては最先端の女子教育を進めた学校です。その後、府立京都第一高等女学校へと発展し、戦後の学制改革により全日制と定時制を併置する鴨沂高等学校となりました。「鴨沂」とは、京の都を流れる鴨川のほとりにある学校という意味です。創設から142年を迎える、歴史と伝統を誇る学校であり、その間、社会に多数の有為な人材を輩出してまいりました。現在は、校舎建て替えのために、昨年の夏に住み慣れた荒神口の旧校舎を離れ、鞍馬口にある元の京都産業大学附属中・高等学校の敷地に移転しております。平成28年夏の完成を目指して、新校舎づくりに取り組んでい
るところです。
 今年は、京都府の入試制度や教育システムが変更されました。
本校においても、全日制において、昨年から制服を導入し、今年
度からは京都文化を学ぶコースを設けるなど、学校改革に取り組
んでいるところです。今後とも鴨沂高校ならではの、特色ある学
校づくりを進めてまいります。私たちは、いつまでも変わること
のない不易なる鴨沂の精神を継承するととともに、これから始ま
る鴨沂高校の新しい時代を切り拓いていきたいと考えています。

    平成26年4月

        京都府立鴨沂高等学校 校長 藤 井  直