ICT公開授業を開催しました! 【 2021/11/19 】
 
 

 10月19日(金)本校においてICT公開授業を開催いたしました。

 5限「公開授業」、6限「研究協議」というスケジュールでご案内をさせていただいたところ、本当に多数の先生方、事務職員の方々、教育委員会関係の方々の御参加をいただき、実施することができました。

 多くの方にご参観いただき、生徒も緊張した部分もあったようですが、新たな学びの広がりを感じ、また研究協議で活発な意見交換をしていただき、本当に有意義な時間となりました。

 これからも、意見交流を続け、さらに学びを深めてけたらということを強く感じた一日となりました。本当にありがとうございました。

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【開会にあたっての「校長先生の挨拶」を掲載します】

 みなさん、こんにちは。

 さて、今年も、11月下旬近くとなり、来週ぐらいから、クリスマスツリーが飾られるのでしょうか。今年も、大変な日々が続き、特に8月下旬に緊急事態宣言が出されてからは特に大変でした。しかし、各校においても、生徒たちは、そのような状況の中でも、協力して学校生活を送ってきたことと思います。

 9月末で解除されてからは、多くの学校で、学校行事が開催され、研修旅行を行なった学校も多いと思います。行事を行なうことで、生徒たちが元気になり、笑顔が増えたことを実感した日々でした。生徒が学力をつけ、人間的に成長していくためには、学校での、学習、部活動、学校行事の一つが一つが大切であると思いました。本当に日々、お疲れ様です。

 本校におきましても、BYODについても、「チーム鴨沂」でここまで進めてきました。日々、手探り状態ですが、しかし、想像以上に、生徒たちにとって、自分のタブレットを持って、学校に来て、そして、授業やさまざまなことに使用するのは、むしろないよりも自然な状態であると実感します。生徒アンケートでも、「勉強がしやすくなった」「モチベーションが上がった」というのから、また、「授業がハイテク化したみたいでよかった。」という意見もありました。あるところに、「生徒たちは未来から預かっている留学生のようなもので、将来、情報端末を自由に使っていく世界で生きる必要がある。」と書いてありました。導入に際しては、今までにない新しいものを導入するのに、今までの価値観を見直さないといけない必要があり、本校においても、できるだけ、楽しい雰囲気、わくわく感を大切にしてきました。その気持ちを、BYOD BOOKにも反映させました。

 そんな明るい雰囲気で進めているのが、鴨沂スタイルですが、本日のこの研究協議で、さまざまな御意見をいただおっきー短足(HP用).jpgくことができれば、今後のさらなる改善に進めていくことができると思います。来年から全校導入が始まりますが、こんな時だからこそ、府立学校全体で、一体感をもって進めていくことが大切だと思います。

 本日は、よろしくお願いします。

 
 
 

 本校1年生の「鴨沂BYOD(生徒1人1台タブレット導入)」の取り組みが本格的にスタートしました。

 京都府の先行5校の1校としての取り組みで、色々なことに本当に熱心に取り組む「鴨沂生」に、また一つ、新しい学びに繋がる大きなツールが手元に届きました。

 本日は、校長先生の「BYODに向けてキックオフ」という挨拶に続き、タブレットの操作やアプリケーションのログインなどを行いました。待ちに待ったタブレットの到着に生徒たちは大喜びで、21世紀の新たな世界で生きていく「スマートな使用者」となるべく、生徒たちは期待に胸を躍らせていました。

 以下の文章は、校長先生が1年生に話された内容です。

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 みなさん、おはようございます。BYODに向けてのキックオフの日となりました。さて、1年生のみんなも、高校に入学して3ヶ月目となりました。順調に進んでいるところも、そうでないところもあると思いますが、焦らずにいて欲しいですし、夏休みを越える頃には、ずいぶん慣れてくると思います。

 また、多くの先生方から、皆さんが、授業、部活動や様々なところで積極的に取り組んでいると聞いていますし、生徒会にも多くのみんなが参加してくれました。朝も元気な声で挨拶をしてくれることはとても嬉しく思っています。

 先日の土曜日の"京都"に関わる探究学習は、建築物、庭園、祭りや京料理、京言葉などさまざま分野のことをそれぞれ工夫したスライドが沢山ありました。何よりも楽しんで行っていることは、2年生になって行う深い探究学習につながると思います。また、入学して2週間後土曜授業では、鴨沂でのお気に入りに取り組んで、よい作品ばかりでしたが、その中で、「これから3年間、この校舎で沢山の思い出を作れたらいい」という言葉が印象的で、是非、よい3年間を送って欲しいと思います。

 昨年度、皆さんが、中学3年生だった、この時期、この「スクールガイド」が配られたと思います。これは今年のバージョンですが、昨年度の卒業生も多くが「鴨沂で本当によかった」と言ってくれましたが、この冊子にも昨年度のサッカー部主将がこのようなことを言ってくれています。「高校に入るまでは、何かに懸命に取り組んだことはなかったけれど、鴨沂に入って、何事にも全力で頑張る者が全力で楽しめることに気がついた。是非たくさんのことに挑戦して、変わっていく自分を楽しんで下さい」というメッセージを書いてくれています。

 是非、皆さんも、これからも沢山のことにチャレンジしてほしいと思いますし、卒業時には、「鴨沂で本当によかった」と言ってほしいですし、そのことがこれからの皆さんの未来につながると思います。

 さて、本日は、BYODのスタートとなりました。来年度からは全校で導入となりましたが、本校は先行校の1校として、スタートします。後ほど、1台1台をお渡ししますが、是非、今日の話もしっかり聞いて、これからの学習やさまざまなところで使って欲しいと思います。

 やはり、スタートが肝心かなと思います。英語には"Well begun is half done."、「始めがうまくいけば半分できたも同然。」ということわざがあります。このタブレットを通して行っていく一つ一つのことが、みんなの未来につながっていくと思います。

おっきー短足(HP用).jpg それでは、このBYODを通して、みんながさらに主体的な学習者になることを祈念して、『BYODに向けてキックオフ』への校長あいさつとします。

 

KJ_20190124_01.jpg本校は、最新のICT環境を整備しており、全教員にはタブレット端末を配備、普通教室には電子黒板機能付き大型提示装置、アクセスポイントを設置し、教員、生徒、保護者がつながる環境を作っています。

授業では、教員がタブレット端末を用いて授業の進度をスムーズにし、その分、生徒に考えさせる時間を取るよう心掛けています。ICTの導入により、教員の個性がより引き出せる授業に生まれ変わり、教員は深い学びを目指して日々授業設計に励んでいます。

進路サポートにおいても、生徒・保護者、担任との進路面談の充実、大学情報の生徒保護者への提供や模擬試験の結果分析等はタブレット端末等を活用し、保護者の理解や生徒の進路に対するモチベーションを高める手厚いサポートを行っています。

さらに、スマホやタブレット、PCなどにインストールして使用するインターネット学習支援ツールClassiアプリを導入し、生徒の学習に活用しています。