中学生の皆さん、こんにちは。鴨沂高校校長 吉川 孝です。

 8月も下旬となりました。皆さん、お元気ですか。先週8月21日(土)は、本来でしたら、第2回学校説明会・部活動見学を実施する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の感染急拡大のため、急遽、延期とさせていただきました。本当に申し訳ありませんでした。

 夏休みは、中学生の皆さんにとって、どのような夏休みとなったでしょうか。皆さんは、学習、公式戦やコンクールなど忙しい日々を送られていたと思います。鴨沂高校においても、生徒たちは、この夏休み、講習や自習室で主体的に学習し、部活動においては日々の練習、遠征、試合やコンクールにとても頑張っていました。文化祭に向けても、生徒会は運営準備、各クラスや各部はよりよいものを作り出すために懸命に取り組んでいました。

 第2回学校説明会に向けても、鴨沂生は、説明会での在校生代表のスピーチや放送部の司会の準備、そして部活動見学の各部の準備を頑張ってくれていましたし、皆さんの来校をとても楽しみにしていました。また、吹奏楽部は、説明会当日演奏録画を見ていただくために、一生懸命練習をし、19日(木)に見事な演奏をし、その様子を収録しました。そしてダンス部は、当日のパフォーマンスに向けて、日々、練習に励んでいました。鴨沂生もとても楽しみにしていました。しかしながら、延期となり、とても残念でしたが、秋に、状況を見て、実施できればと思いますので、是非、皆さん、見に来て下さい。

 鴨沂高校では、高校時代は、人としての基礎を高める大切な時期と考えています。本校の授業を通して『学力』をつけ、生徒一人一人が落ち着いて、そして明るく、優しくあったかい雰囲気の中で、和気あいあいと部活動や学校行事を取り組むことで『人間的』に成長し、また、将来の『夢』を育んでほしいと思います。そして、高校時代に、たくさんの思い出をつくってほしいと思います。その一つ一つが、20年後、30年後にふと思い出す心の宝物になるはずですし、そのことが人生を豊かにするものだと思います。そのためには、これからも、生徒の皆さんが、楽しく、真面目に、かつ、のびやかにさまざまなことにチャレンジできる学校、生徒一人一人を大切にする学校でありたいと思います。

 さて、新型コロナウイルス感染症については、まだまだ先が見えない状況ですが、鴨沂高校においても、「伝統と進取」を合い言葉に、さらによい学校づくりに努めていきたいと思います。来年度、鴨沂高校は150周年となりますが、皆さんと共に、鴨沂高校のさらなる伝統をつくっていければと思います。

 「やまない雨はない」という言葉がありますが、文字通り、「どんなに雨が降っても、必ず、晴れの日がくる」ということでしょうか。今の状況がよくなり、穏やかな日々が戻ることを切に思います。今、本当に大変ですが、皆さんにとって、よい日が来るのを願っています。

 さて、今回の学校説明会・部活動見学については、急遽延期とさせていただきましたが、改めて、本当に申し訳ありませんでした。秋に実施させていただくときには、是非、御来校ください。皆さんの御来校を、心よりお待ちしております。

おっきー短足(HP用).jpg
                      令和3年8月24日(火)
                      京都府立鴨沂高等学校
                      校 長  吉川  孝