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美山学 地域連携コーディネーター通信


2022/06/22

ベストツーリズムビレッジ美山

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地域道徳と熟議とわたしたちの町 ベストツーリズムビレッジ美山町!

 美山小学校で、地域道徳の授業参観が開催されました。
 6年生の授業では、特に地域の方と保護者の方と子どもたちが一緒になって考える時間を大切にしようと計画しました。

 体育館に集まって下さったのは、地域の方だけでも約20名、保護者と子どもたちを合わせると70名ほどの人数となりました。
 6~7名、10個のグループに分かれてグループワークを行いました。

 今回のテーマは「ベストツーリズムビレッジ美山 美山の魅力と観光を持続させるために!」です。
 昨年、国連世界観光機関のベストツーリズムビレッジに選定された美山町ですが、世界に選ばれた理由は何でしょう?
 子どもたちがこれまで美山学の中で学習してきたことに、そのヒントがたくさんありました。
 参加された地域の方や保護者の方たちにも、その魅力に気づいてもらうため、初めに、美山観光まちづくり協会の高御堂和華さんから、美山の観光やそれを支える地域の魅力についてお話をうかがいました。

 そのあとで、子どもたちが5年生の3学期に、美山の産業である観光についての学習をした際に、自分たちなりに考えて計画したツアープランを、それぞれグループの中で紹介しあいました。


 なぜこのツアープランにしたのか、子どもたちのツアープランを紐解いていくと、どんな人たちにアピールしたかったのか、美山のどんなところが魅力と感じているのかなど知ることができました。 
 
 話していくうちに、大人が感じている美山と、子どもたちが感じている美山の魅力がそれぞれ合わさっていきます。
 大人の視点と子どもの視点の違いにも気づかされます。

 それぞれ、グループごとにテーマを絞って、さらに深く話を進めていくうち、新しいツアー企画を考えるグループや、これまでに注目されてこなかった美山の魅力を発信するための企画を考えるグループ、50年後も自分たちの計画したプランができるようにするために、今できることを考えるグループなどが出てきました。
 どのグループも最初は遠慮がちに話をしたり、声が出にくかったりしていました。話が進んでくると、親も子も、地域の方もそれぞれが一人一人の意見を持って、交流し合える雰囲気ができてきて、みんなでひとつのことを一緒に考えて、それぞれの人の意見に耳を傾け、自分との意見の違いや、他の人の意見の良いところなどに気づくことができました。


 最後に、それぞれグループで考えたことやテーマについて発表しあいました。
 そこでも、他のグループの視点や魅力的な企画に、なるほどと感心したり、興味深く交流ができました。


 子どもたちが教室に帰った後に、地域の方や保護者の方にも感想をうかがいました。
 みなさん、子どもたちとじっくり話をしていただいたことで、新たな発見もたくさんあったようです。
 美山の観光は地域の人や文化、すべての魅力に支えられていて、子どもたちの心の中にもその魅力が息づいていると感じることができた時間となりました。
 グループごとに立てた企画や発表も良かったですが、参加したすべての人にとって、大人も子どもも、一緒に過ごしたこの時間、ひとつのことを一緒に考えたその過程がとても大切な時間となりました。この経験は子どもたちにとって、一生のものになると思います。
10:30 | 6年