3月1日(木)、第9回卒業証書授与式を行い、城南菱創高校第9期生239名を送り出しました。  

 橋本太美雄校長は、式辞の中で、まず始めに「自主創造・真理探究・社会貢献を常に念頭に置き、自己実現に向けて、勉学や部活動、学校行事等に一生懸命取り組み、和気藹々とした雰囲気の中で、高校生活を謳歌してくれた。」と述べられた後、卒業生に向けて3つの言葉を贈られました。1つ目は『自信と挑戦』。「皆さんは、この3年間で心身ともに成長してくれた。朝早くから自習室などで学習に励み、部活動で切磋琢磨し、創華祭では創意工夫を凝らした演劇を披露してくれた。これからの長い人生においても、苦難や悩み、挫折、失敗を経験することがあると思うが、そのような時、城南菱創高校で身に付けた力を信じて、果敢に挑戦して欲しいと思う。」と述べられました。2つ目は『広い視野と臨機応変』。「グローバル化や情報化によって、人工知能がいかに進化しようとも、人間のように感性を豊かに働かせながら目的を自ら考え出すことはできない。想定外の事態が起こったとき、広い視野を持って多面的に物事を捉え、柔軟な発想で臨機応変に対応して欲しい。」と述べられました。3つ目は『感謝と思いやり』。「社会で、良好な人間関係を築くためには、コミュニケーション能力、倫理観や協調性、責任感や思いやりが必要である。人は、自分中心にものごとを考えがちだが、相手の立場に立っても考えてみるようにすることが大切である。また、みなさんは多くの先生や先輩、そして保護者の方々の愛情に支えられてきた。そんなみなさんだからこそ、思いやりをもって人に接することができると思う。」と述べられました。 最後に、「皆さんと過ごした日々は私にとって宝であり、皆さんを誇りに思う。本当にありがとう。」と締めくくられました。