茶道と禅は切り離せない存在です。今回は「府立高校特色化事業制度」を活用し、黄檗山万福寺塔頭別峰院・広瀬尊之和尚様を講師に迎え、禅についての講義と椅子座禅体験を行いました。禅について分かりやすい説明と「本来無一物」の軸の解説も丁寧にしていただきました。また生徒が作った茶掛けの一字禅語についても説明していただきました。椅子座禅では、座り方や手の組み方、半眼にして呼吸を整えるなど、普段でも落ち着きたいときに応用できる貴重な体験をしました。夏に文化財建造物修理現場見学事業で万福寺を訪れたときに一度境内を案内していただいた和尚様なので、とても親しみやすく、穏やかな気持ちで講義や体験を受けることができました。また、改めて万福寺を訪れ、座禅体験もしてみたいという生徒もいました。