芸術は福祉にもたくさん関係しています。まずは福祉科教諭による講義「高齢者について」を受けました。いずれ自分たちも高齢者になることを自覚し、知恵や知識を持っている高齢者に対しておもいやりを持って接する必要性を強く感じました。

美術では、認知症を緩和する高齢者向けのプログラムを体験しました。自分とりんごとのエピソードを話しながらりんごを食べます。五感で感じて描くことで右脳を活性化させて描くりんごは生き生きとしています。

音楽では、美術と同じくリラックス効果や不安やストレスの軽減などがあることを学びました。手拍子やリトミックで、自然と笑顔になる音楽の力を実感しました。

この授業をとおして、「音楽や美術は日常の中では無くても生きていけるが、ある方が絶対人生を豊かにさせると思った。」という生徒の感想が印象的でした。