5月30日(水)3年生の選択授業「描写」選択者が、京都国立近代美術館にて「第2回コレクション展」を鑑賞しました。まずは、学芸員の方からテーマごとに展示されるコレクション展の目的や意義についてお話を聞きました。「所蔵作品が何点あるでしょう?」という学芸員の方からの質問に、1,000点程度の予想をしていましたが、それを遥かに超え、なんと12,000点以上あるそうです。

いよいよ「コレクション展」の鑑賞です。日本画には絹本と紙本があること、軸の表装もそれぞれ違っていることを教えてもらいました。また、女性像では作者が男性の場合と、女性の場合では、視点が違うこともわかりました。

モンドリアンの3作品からは、作風の違いが、作者の意識の変化なのかと、皆でじっくり鑑賞しました。

 最後に、「蝶の軌跡」(作者:長谷川三郎)の絵を皆で鑑賞し、意見を述べ合いました。「∞」が蝶に見えたり、黄色がまるでモンシロチョウのように感じたり、離れて見ることで「+」が集合していて少し心がざわつくような感覚になることなど、いろいろな見方や感じ方の違いを共有し合いました。