奈良芸術短期大学のカズ・オオモリ先生に、工芸Ⅰ(授業選択者3年生)と芸術Ⅱ(音楽Ⅱ・美術Ⅱ授業選択者2年生)に、「イラストレーションの現場」の講義をしていただきました。ディズニー&マーベルUSA公認イラストレーターとしてUS版オフィシャル・ポスターとして制作された原画やポスターを直に見ることができました。オオモリ先生は、作品制作にあたり、資料だけで描くのではなく、デッサンすることの重要性と現場に行き自分の目で確かめる必要性を述べられました。また、映画の予告編やポスターでは、同じディズニー作品であっても、北米と日本と表現の違いがあることを映像を交えて詳しく説明されました。イラストレーションの世界では、だた1つだけのアイデアだけではなく、いろいろなバリエーションを用意して提案することが大切であることが学べ、大変刺激を受ける講義でした。特に2年生は美術選択生徒がアニメーションを手がけ、音楽選択生徒が作品に音をつけるというコラボレーションの作業をしているので、参考になりました。