2月22日(月)の2時間目と3時間目に、5年で「いのちの学習」を実施しました。講師は助産師の西先生です。
はじめに、男女それぞれの「いのちのもと」、「いのちのはじまり」について、スライドや動画を用いながら教えてくださいました。精子が卵子までたどり着くのは、精子の大きさを考えると地球から月に向かうのと同じスケールになること、1つの精子が1つの卵子と出会う確率は「1051兆2000億分の1」であることなども知りました。子どもたちは生命誕生の奇跡に驚きを隠せない様子でした。
その後、ニットで作った実物大の赤ちゃん(4ヶ月から10ヶ月まで)や骨盤の模型などを用いて、子宮で育つ過程や出産時の様子などをよく分かるように教えてくださいました。
「人間は、いのちのバトンを受け継ぎながら生きています。でも、子どもを産むことだけがバトンを渡すことではなく、社会のために役割を果たすこともバトンをつなぐことになります。」「自分の性について違和感がある人がいることも知ってください。みんな一人一人大切にされなければなりません。」など、忘れてはいけない大事なことにも触れてくださいました。
西先生、いのちの大切さについて、子どもたちが考えるきっかけを作ってくださり、ありがとうございました。
<いのちのはじまりについて話す西先生>
<手作りの教材をたくさんお持ちくださいました。>
<赤ちゃんは回転しながら産道を通ってきます。>