もうすぐ春 つなぎ伝え合う確かな歩み

 三月に入って寒い日もありましたが、ようやく暖かくなってきました。心浮き立つ春の到来ですが、丹波ひかり小学校で六年間学びを積み重ねてきた35名の子どもたちが卒業していく寂しい春の訪れでもあります。 図書室前に、卒業生へ贈る詩として、関洋子さんの「出逢い」という詩が紹介されています。それぞれの個性を持った子どもたちが、一人一人の良さを尊重しながら、ともに学び合い、高まり合っていくところが学校です。六年間の子どもたちのがんばりに拍手を送るとともに、子どもたちに関わってくださった多くの方々に心から感謝し、これからも地域の宝として、温かく見守り続けていただきますようお願い申し上げます。

 一年間、本校の教育活動に対して御支援、御協力をいただきました保護者の皆様、地域の皆様に心より感謝いたします。これからも、魅力ある学校、信頼ある学校、安心・安全な学校を目指して努力していきたいと思います。23日は卒業式、24日は修了式・進級式です。一年間の歩みを振り返り、新しい学年への意欲をはぐくむ日にしたいと思っています。来年度もどうぞよろしくお願いします。           

                                      校 長 日下部 正登