校長室「子どものこころ」

 兎年の幕が開いたばかりと思っていましたが、あっという間にひと月が過ぎ、早2月となりました。今、学校では春を心待ちにしながら一年間の総まとめに入っています。先日、図書室に行くと、節分の企画で、「自分の中の鬼をやっつけよう!」というコーナーが作ってありました。子どもたちが書いたやっつけたい鬼を見てみると、「わがままおに」「ちらかしおに」「わすれものおに」「なきむしおに」「メディア使いすぎおに」など、子どもはちゃんと自分自身の課題と向き合い打ち勝ちたいと思っている気持ちにふれることができました。

 また、4年生が10歳の2分の1成人式で語った自分の夢や家族への感謝の言葉を聞いて、一人一人の素直な思いに心を動かされました。これからも子どもをよく見て、子どもの話をよく聞いて、一人一人の子どものこころを温かく見つめながら教育活動に取り組みたいと思います。自分のよいところをさらに伸ばし、自信を持って次の学年に進む準備をしてほしいと思います。

                                     校長 日下部 正登

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