『ひかり小 京丹波検定』から広げる ふるさと探究

 今年も、子どもたちが『ひかり小 京丹波検定』に挑戦しました。これは、子どもも大人もみんなで楽しく京丹波町の特色やよさを知ろう、ふるさとを愛する心を育もうということを目的に、5年前に始まった取組です。コロナ禍で途切れていましたが、昨年、再開しました。検定問題を収録した冊子には、問題と解説が掲載されています。全て3択問題ですが、冊子の中に正解が何番かは書いてありません。解説を読み調べる中で答えが分かるという作りになっています。検定問題は、現在176問あり、、大人でも知らなければ全然わからない問題もたくさんあります。逆に、覚えていれば、低学年でも3択から選ぶことができます。問題を目にしているうちに、生活の中で耳にした地名や関心のある内容に出会うでしょう。ふるさと京丹波町のことを学ぶきっかけにしたいです。夏には、教職員も京丹波町のことを知る研修として、検定問題となっている現地を訪れ、教材開発をしています。本年度、各学年では、少しずつ地域学習に出かける機会が増えてきました。地域をフィールドとした学習活動の中には、実生活、実社会と結びついた学習課題がたくさんあり、児童にとっても生きた学びとなります。ふるさと京丹波町の人、モノ、コトから学ぶ学習を一層充実させたいと思います。