「会計・財務」という言葉は難しく聞こえます。「計算・数字」ばかりがイメージされるのではないでしょうか。しかし。もうけの仕組みや株価について学習すると、様々な企業の姿はもちろん、私たちの生活の姿についても見えてきます。商品の価格とか、景気が悪いとか良いとか、保険や貯蓄とか家庭でも話題になりますね。会計科の学習はとても身近で魅力にあふれているのです。
会計科では1年生で学科の勉強の柱となる簿記をしっかりと学びます。2年生からはキャリアコースとファイナンスコースに分かれ、それぞれの専門性を高める科目を勉強します。
キャリアコース
企業はどのようにお金を集め、製品を生み出しているのでしょうか。また、企業活動が順調で健全な経営がおこなわれているのかどうかは、何を見て判断するのでしょうか。キャリアコースでは企業活動の実態や成果を読み取る専門的な視点を獲得するために、「財務会計」「原価計算」などの科目を学びます。
ファイナンスコース
「お金」は社会の中でどのような役割を持ち、どのように蓄えられ、使われ、動き、社会や個人と関わっているのでしょうか。ファイナンスコースでは日常生活やビジネスでのお金の役割や機能を学ぶための科目「ファイナンス」を設定しています。