3年「総合的な探究の時間」学校でお米を育てて食べました!

 3年生の「総合的な探究の時間」では、地域の課題解決をテーマに探究活動を行っています。その中で、「地域資源活性化」分野に取り組む4名の生徒が、11月20日(木)に校内で自分たちが育てて収穫したお米を炊き味わいました。 1学期、授業が始まって地域研究について調べている中で、毎年使われずに処分されてしまうお米の苗があることを知り、「学校でお米を育ててみたい」と考えました。そこで農業組合から苗を譲ってもらい、プランターや段ボール箱に植えて育て始めました。水やりなどの世話をしながら、成長の記録も欠かさず、大切に育てました。

 2学期に収穫し、天日干しで乾かした後、もみすりや精米の作業にも挑戦しました。作業の大変さを実感しながら、仲間と協力して進め、皆で食べる日を心待ちにしました。

 この日、ようやく自分たちの手で炊飯できる日を迎えました。一粒一粒に手間ひまをかけたお米は、普段食べているものよりも格別においしく、今までの努力の日々を振り返りながら味わいました。

 今回の体験を通して、お米を育てる大変さや、日々の食事への感謝の気持ちを改めて感じることができました。