1年総合知的探究系列 京都先端科学大学との高大連携事業

 京都先端科学大学との高大連携事業として、1年生の総合知的探究系列の生徒が太秦キャンパスに行きました。まず、開講式を終えて、大学職員の方から大学の紹介とともに、大学の概要についてお話を伺いました。

 その後、人文学部歴史文化学科の丸田 博之教授から「語源が分かれば古文や英語が強くなる!」というテーマで、大学の授業を体験しました。

 例えば、英単語のissueやsubstituteなどは多義語(ひとつで複数の意味を持つ語)です。受験生にとって、全ての意味をひとつずつ覚えるのは至難の業ですが、その語源を知っておけば、文脈から推測する方法を学びました。日々の学習にも応用できる内容でした。   

 授業の後半には、古文に出てくる言葉の語源や、京言葉の歴史的な変遷も教えていただきました。難しい内容もありましたが、生徒たちは一生懸命授業に聞き入っていました。

 最後は、キャンパスを見学させていただきました。当日は大学のテスト期間中でしたが、広いキャンパス内の設備や教室等でテスト勉強をされている大学生の姿を見ることができ、大学の雰囲気を知る良い機会になりました。

 今回の経験は、自分自身の進路に対する意識を高め、将来に対する視野を広げるきっかけになりました。