地震のあと火災が発生したという「想定」で避難訓練を実施しました。地面も揺れませんし、火の手も煙も上がりません、あくまでも「想定」です。皆さんには、校舎を出るとき瓦礫やガラスが落ちてくることや、廊下に割れたガラスが散乱したり、怪我をした友達がいたりということを「想定」しましたかと問いました。地震はいつどこで遭遇するか分かりませんから、今日はお家に帰って、家族の方と離ればなれになっている状況を「想定」して、どこで合流するかや、飲み水や寝る場所をどうやって確保するかなどを話し合ってみてくださいね。



「想定外」のお話もしました。皆さんがうまれたころに起きた東日本大震災では、くり返し「想定外」という言葉が聞かれました。双葉町の交流事業に参加する人は、今もなお「想定外」の帰還困難区域となっている状況などをしっかりと学んできてほしいと思います。「想定外」の中をどうやって生き延びるか、「トモニ」考えていきましょう。