「よむよむ」による朝の読み聞かせ

図書室

1年生
「ぽめちゃん」
作)柴田 ケイコ         白泉社

  

ふかふかの体に長いまつ毛がチャームポイントの、ポメラニアンのぽめちゃん。
ぽめちゃんが「ぐーすーぴー」と寝ていたら、寒そうなねずみくんがやってきて…。
注目の人気作家が贈る、かわいさ爆発!の話題作。

・・・と きたら 続編は欠かせませんね。

「ぽめちゃんとだっくすちゃん」
作)柴田 ケイコ         白泉社


 

ぽめちゃんは、敬語を話すポメラニアン。
今回は、長いサラサラの毛がチャームポイントのお友達・だっくすちゃんも登場! 
ふたりはとっても仲良しです。「わたし、ぽめちゃんに なってみたい。ぽめちゃんは わたしに なってみない?」というだっくすちゃんの提案に、「いいですよ」とぽめちゃん。
まずは、お互いの素敵なところを見つけることから始めますが……?

「ねこいる!」
作)田中 ひかる       ポプラ社


ねこがいるのか、いないのか。ただそれだけ!

バケットやリコーダーなどの思わぬところから、ただ、ただ、ねこが現れる絵本です。
シンプルな展開と言葉の繰り返しが、子どもたちの笑いのツボを刺激します! 
斬新すぎるラストにも注目です。


 

みんな 素直に大笑い!!
意味もなく 突然現れる ねこに 気持ちいいほどの反応です。
とってもかわいい1年生です。

「ことりのメルおっこちる」
作)コーリー・R・ティバー      化学同人

わたし、とんでみる! ことりのメルのはじめてのお空のたびは……あれれ、おっこちてる!? 
メルはぶじにとぶことができるのでしょうか?


 

おっこちていった(メルは 飛んでるつもり)メルが落ちた先は 水の中!
そうそうメルは きれいな青い鳥 カワセミだったのですね。
上手に魚を捕まえて また 飛んで 無事 戻っていきました。

本日 初めての読み聞かせでした。
どきどきわくわくでやってきましたけど 1年生のかわいい反応に助けられて とてもたのしく読み聞かせができました。ありがとね。

2年生
紙芝居「ながぐつをはいたねこ」
作)上地 ちづ子         童心社

粉屋が死んで、三ばんめのむすこがもらった財産は、ねこ一ぴき。
長ぐつを作ってもらったねこは、とても知恵のあるねこでした。


 

このお話を知っているという子は ひとり 手を挙げてくれました。
題名は知っていても 内容はよく知らないというのが多いのが 昔話かもしれませんね。
みんなしっかり 聞いてくれていました。

3年生
「おっとっと~」
作)木坂 涼       講談社

犬の父さんの1日を追いながら、同じ時間にいろいろな動物が「おっとっと」している様子をユーモアたっぷりに描きます。
かめの家族が折り重なって「おっとっと」。ペンギンたちが岩の上でぎゅうぎゅう「おっとっと」。
思わず手を出したくなるような動きのある絵と、テンポのよい文章が楽しい絵本です。


 

みんなには 最後の「おっとっと」を 声を合わせて言ってもらいました。
とっても上手に「おっとっと」できましたよ。

「歯医者のチュー先生」
作)ウイリアム・スタイグ        講談社

今日は6月4日
虫歯予防デイですよね。
それにちなんで・・・

ネズミのチュー先生はうでききの歯いしゃさん。でも、きけんな動物のちりょうはしません。
ところがある日、キツネのしんしが、いたむ歯をおさえてなきながらやってきた。
かわいそうになった先生は…。
キツネに食べられそうになるチュー先生。
ぶじにちりょうは終わるのでしょうか?

 

「けろずもう」
作)つるた あき           KADOKAWA


  

かえるとかえるがのど自慢。でもとなりで歌ったり曲がかぶったりしたら、「けろずもう」の始まりです!
「はっけろけろ~い、のこった!!」の掛け声とともに2匹のかえるが真剣勝負。
さて勝敗は、、、!? 
本作では「カエル同士のけんか」という実際に起こる事象を人間の「おすもう」に見立て、ユーモラスなタッチでありながら妙にリアルな絵、シンプルでいて個性的な文、そして衝撃のラストまで目が離せません!

4年生
「ちゃんとたべなさい」
作)ゲス・グレイ        小峰書店


デイジーはおまめがだいきらい。
ママはおまめを食べたら、よふかししてもいいし、おふろにはいらなくていいし、アイスを100個、ぞうやペンギン、ロケットだって買ってくれるって……!?

 

お豆、嫌いな人が意外と多いですよね。「嫌いな人」って 手を挙げてもらいました。
でも大丈夫、大人になったら好きになるよ・・・と 言おうと思ったら 先生がこっそり手を挙げていました(笑) どうしましょね。

「海のおっちゃんになったぼく」
作)なみかわ みさき      クレヨンハウス


 

海の声を聞くのが 好きや。 波がな、ざぱざぱんっていうのが 好きやねん。
ぼくんちの裏に 海があるから、すぐ行けるねん。だからいつも、海に会いに行っててん。
そして海辺で「青いビー玉」をひろったぼく。

なみかわみさきさんは「大好きで大切な海のことを伝えたくて」、17歳のときに、このお話を書きました。
幼いころから馴染んできた大阪南部・泉州の海、祖母の語り口の泉州弁・・。
声に出して読んでみると 何とも言えず心にしみます。

5年生
「とんでもない」
作)鈴木 のりたけ      アリス館


  

「ぼくはどこにでもいるふつうの子」という男の子のつぶやきから、お話は始まります。
よろいのようなりっぱな皮があって、サイはかっこいいなぁというと「とんでもない」とサイが答えて…ウサギやキリンなど、次々に悩みをうちあけていきます。
みんなそれぞれに悩みがあること、を迫力とユーモアで描きます。

「生きものたちのわすれもの ②森」
作)小宮 輝之            佼成出版社

足跡や食べ跡、ふん、巣などから、どんな生き物の忘れ物かを探検するシリーズの第2弾。
森の中で見つかる忘れ物を通して、その忘れ物の「主」である動物や鳥などの生態やそれらを取り巻く自然環境を、自ら楽しく学べます。

  

クイズ形式で やり取りしながら答えてもらいました。

6年生
狂言絵本「かみなり」
作)内田 麟太郎      ポプラ社

「かみなり」VS「やぶ医者」。この奇妙な組み合わせにより進んでいく珍騒動。
日本の伝統芸能である狂言『神鳴』をもとに、今の子ども達に新たな笑いを届けてくれます。

 

さて、中を開けば・・・それはもう飛び出さんばかりの勢いでかみなり様が迫ってきます。
泣く子も黙るその迫力!!
それに対するは、これまたすっとぼけた雰囲気のやぶ医者の姿。
持っている荷物の中味がこれまた・・・。
そんな二人をつなぐのが、軽快なテンポで進み、狂言らしく独特な言い回しが何とも新鮮で面白い会話劇。
少し長いお話ですが、そんな事は忘れてしまうぐらい子ども達を釘付けにさせます。
(読んでいる方はぐったり!?))

狂言を6年生で学習するのは知っていたので もう そろそろ終わったころかな・・・と 思って持って行ったのですが これから習うみたいでした。
確かに 面白いお話なのですが なにせ長い! 終わってみると みんなポカーンとしていたようです。

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