府大会終了~

7月29日、30日に行われた京都府大会ですが、初戦の京都市2位の勧修中にタイブレークの末、6-7で敗北。9人の夏季大会が幕を閉じました。

開会式では3年打越主将が選手宣誓に抜擢され、「ソフトボールが大好きです。泥臭く、諦めず、笑顔で戦い抜きます」と堂々と宣言してくれました。

試合は終始、久御山ペースで進みます。4回に2年織田今大会3度目となるスクイズをまたもや決ま、勝負強さを見せ先制、その後も得点を重ね4-1と流れをつかみます。しかし相手の反撃と味方のミスで、5-3となった7回表の攻撃、相手のミスからチャンスを広げ、2年市村がセンター前へ貴重な追加点となるタイムリーを打ち、6ー3。そして迎えた最終回。この回に悪夢が待っていました。連続四球、エラーが重なり0アウト満塁のピンチ。そしてついに同点に追い付かれます。なんとかこの回を切り抜けたもののタイブレークとなった8回も流れが戻らず、6-7でサヨナラ負けとなりました。

これまで取り組んできた様々な経験の中での失敗や敗戦を経て強くなったチーム。勧修中は強かった。でも、本当の敵は自分たちの中にあったのかもしれない。これまで「心の強化」をしてきましたがこれほどにも神様は試練を与えるとは思わなかった……。本当に悔しく、やり切れない負けとなってしまいました。

ラストミーティングから~

悔しい負けから数時間後、久御山中学校に戻りミーティングを行いました。

「今日の試合はやり切れない悔しさがあるかもしれない、でも自分たちを見失ってしまったのは自分たち自身。これも実力。これまで数多くの負けから成功に繋げてきたチーム、努力は必ず報われることを証明してきたチーム。報われる場所は今回の大会、グラウンドではなかったけれど、また違う形でこの経験を次の成功と自分たちの成長につなげてほしい」と話しました。

3年生5人、本当にここまでご苦労様でした。2年半で強くたくましくなりました。心優しい、仲間を大切にできるチームでした。楽しみをくれ、期待させてくれるチームでした。この夏の急成長はすごかった。本当にありがとう。お疲れ様でした。次のステージへ……