先日城久大会を見事優勝を果たしたソフト部ですが、次のステージ山城大会が24,25日に行われました。3年生5人にとっては負ければ終わりの日々が続きます。
初日、相手は木津中学校。14時からの試合が雷の影響で試合開始が16時となりハプニングだらけの1日でした。その中でも気持ちをキープさせ、待ち時間を更なるレベルアップに繋げようとする9人の姿がありました。
結果、7対3と勝利。試合中盤は厳しい時間が続きましたが、なんとか粘り勝ち切りました。
大会は2日目。準決勝の相手は強豪木幡中を10-5で破り勢いに乗る勝山中学校です。
部員数は約50人の大応援団の中で波にのまれず戦いました。
結果は、14-2と勝利。見事京都府大会出場が決定し、決勝にコマを進めました。
気持ちが少しホッとした勝利でしたが、その30分後に山城NO.1をかけた決勝戦が行われました。相手はやはり東城陽中学校です。昨年度全国大会出場した強豪木津南中に7-0のコールド勝ちで決勝に上がってきました。さすがですね。
試合がはじまると、まずは2回表0アウト2,3塁のチャンスで2年生織田が見事スクイズを決め久御山中が先制します。4回表にはまたしても織田にチャンスが回り、エンドランでもう1点追加。さらに続く2年松井が相手のミスを誘うショートゴロ内野安打でもう1点追加。しかし5回裏にサード強襲ヒットで1点を返されます。3-1で迎えた終盤、3番上坂、4番打越の連続ヒットや5番福田のレフトオーバーダメ押し2ランホームランで7-1。最後は上坂が三振で抑え城久に引き続き、全京都優勝チーム東城陽中に勝利、そして欲しかった山城NO.1の称号を獲得しました。
試合後のミーティングでは、「ようやく京都NO.1へのスタートラインに立った。少ない人数でしんどいことばかりだが、1人1人の自覚と責任で成り立っているチーム。仲間やチームを本気で大切にできることや1度決めた目標に向けて向き合い乗り越えてきたこと全てが心の強さになっている。そして全京都、全日本の敗北や個人のこれまでの数ある失敗が今の成功につながっている。」と全員で再確認しました。
このチームはまだまだ終わらない。終わらせたくないチーム。29日、30日の京都府大会に向けて城久、山城の思いを背負い戦います。体調、怪我など何もなく全員で迎えられますように……
中学の部活動ってやっぱりイイね。5mしか投げられなかった部員たちが、、、小学校の頃はずっと家にこもっていた部員たちが、、、辛くなるとすぐに逃げだし泣いてた部員たちが、、、二年間でこんなにもたくましくなる。人は変われる。努力は報われる。そんなことを教えてくれるチームです。
6年生の皆さん、久御山中ソフトボール部へぜひ入部を待ってます。明日も良い日になーれ。