秋季大会(山城、府)が教えてくれたこと

11月に入り、久御山中は現在期末テスト期間中のため部活動は停止です。

新チームとなり、初の合同チームとなって約2か月。大会を終えて見えてきたチームの形や伸び代、またこの冬の期間に何をするべきなのかを発見できた期間となりました。

まずは山城大会の結果です。

1次リーグ戦を1位通過した城久合同チームでしたが、準決勝は宇治中学校との対戦でした。雨の中で行われた試合でしたが、何とか勝利し決勝が行われました。

木幡中学校との試合は点の取り合いとなり勝ち切ることができたものの、1年生がレギュラーのほとんどを占める木幡中の機動力に完全に崩された試合となりました。現時点では夏の経験の貯金がある城久合同チームは打って返せたものの、チームの弱点が多く見られた一戦となりました。ただ、その翌日に練習をしている姿を見ると自分たちの弱点と向き合って練習をしている姿があり、とても意味のある山城大会となったように感じました。

続いて京都府秋季大会の結果です。

夏季大会とは違い、登録した全チームで行う京都府秋季大会でしたが、ここでもたくさんの経験と学びがありました。準々決勝の南陵・日新中学校との戦いでは同じ合同チームとの一戦でしたが、基本的なプレーをきっちり練習されている相手に対しチャンスを作るがことごとく抑えられてしまいます。秋の時期とは言えない締まった試合となる中で何とか勝ち切ることができた試合でした。1つのミスやポジショニングなどが大きく勝敗を左右する戦いとなり、とても緊張感のある試合となりました。また、決勝戦の宮津中学校は京都選抜のエースとして期待される投手との戦いでした。数少ないチャンスを積み重ね勝ち切ることができた試合でした。

試合前には大切な仲間の1人が怪我をするハプニングもある中でみんなで勝ち取った京都府優勝です。城久大会、山城大会、京都府大会とすべて優勝し、その中で伸びしろがはっきり見えた形となったことはこれからの冬の期間に大きな意味をもつはずです。あくまでも夏季大会での結果が全て。「この冬、打倒城久合同チームとして追われるチームとして厳しい冬になり、圧倒的な努力が必要となる」とミーティングで話をしました。また、久御山中だけのミーティングでは「この思いはあの夏の悔しさがあったからこそ。3年生との時間があったからこそ。卒業するまでにいい報告ができてよかった。悔しい気持ちは人を変えるきっかけとなる。」と話しをしました。

城久合同チームのみんな、そして久御山中の4人の部員たち、本当によく頑張りました。おめでとう。