「一生懸命な 久美っ子」!

この夏休み中熱中症アラートが連日出され、地球温暖化を超え地球沸騰化の到来と言われる方もおられる程猛暑続きでした。保護者、地域の皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?

いよいよ2学期がスタートします。今年度は「つながり たくましい 一生懸命な 久美っ子」を目指す児童像にしています。中でも、2学期は特に「一生懸命な 久美っ子」を大切にした指導を特に進めていきたいと考えます。 (別記: 「校訓 一生懸命」 と 久美浜縣小学校)

さて、久美小140周年記念誌に「一生懸命」の言葉が多く出てきます。中でも「小学生のみなさんに期待すること」という講演録には、「自分がおもしろいこと、わからないことを問いていくと楽しい気持ちになり、謎が解けるととても興奮します。そんな、自然豊かな久美浜、なぜ?と疑問や不思議が多い久美浜、に生まれ育った経験があるから、今の自分があると思います。」「面白そうなこと、わからないことに一生懸命に取り組み、それが解決できると、想像力や忍耐力、好奇心が自然と身に付きます。是非みなさんも、おもしろそうなこと、わからないことをみつけ、それに一生懸命に取り組んでほしいです。」とありました。これは、薮下彰啓先生(現九州大学准教授、S62年の卒業生で、地球や宇宙環境問題がご専門です)が、140周年記念講演会で「地球と宇宙で起こっている面白いこと」をテーマに(河内出身)未来を担う子ども達への思いを話された内容です。一生懸命の言葉が繰り返し出てきます。

久美っ子は、1学期に身の回りや久美浜のこと・地域・歴史・環境のことをパワーアップし学習し続けました。薮下先生のお話にもある「おもしろそう」「わからない」という事に対し「見て、聞いて、触って、作って、育てて、遊んで、探って」等の体験活動を生活科・総合的な学習や教科の中でどんどん探り「一生懸命な 久美っ子」を目指してほしいと考えます。そういう、久美っ子は自分の生まれた郷土を大切に考え、心の拠り所としての「久美浜」、「久美浜小学校」への思いを深めていけると思います。このように今学期は生活科、総合的な学習の時間を中心とした探究的な学びを大いに進めていきます。2学期も引き続き本校へのご理解ご協力よろしくお願いいたします。

京丹後市立久美浜小学校 教職員一同

【140周年記念誌から】     「校訓 一生懸命」 と 久美浜縣小学校

本校の前身である久美浜縣小学校は、久美浜縣の中心校として、明治3年開校。(久美浜縣は当時旧6国を治めていた)学制発布以前のことであり、京都府下で1、2番目に開校。歴史と伝統ある本校。これは久美浜の歴史の中で注目すべきことであり、久美浜の先人達の教育に寄せる期待と文化水準の高さを示すものである。これらの思いや願いを子ども達にしっかり伝え、発展継承させ、将来の道標的存在であってほしい。

また、本校の誇れるものとして「校訓」がある。市内、京都府下においても校訓がある学校はまずない。本校の教育方針として、いち早く「校訓 一生懸命」を掲げ、今もなお根付く素晴らしい羅針盤と言えよう。言葉の響きが良いだけでなく、何事にも心身をかけて打ち込む、努力や勤勉さがイメージでき、将来へのあるべき人間像を示している。社会で有能な人材を輩出している本校卒業生にも、影響を与えていると思われる。~記念誌の寄稿者より引用~

 

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