令和4年度
<研究テーマ>
「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実させるICT関連機器活用実践の創造
南丹・船井小学校教育研究会 一斉研究会
<日時> 令和4年5月25日(水)
<内容> ※オンラインによる全体会のみの開催となったため、テーマ、研究活動の内容、副部長選出等について、事前に部長と指導担当が相談をし、紙面で報告を行った。
1 研究テーマ
「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実させるICT関連機器活用実践の創造
2 研究活動の内容
(1) 各校の情報活用能力について交流することで、GIGAスクール構想(一人一台タブレット)下における系統性のあるシームレスな情報活用能力としての整理を進める。
(2) 各校の実践を交流することで、各教科等でのICT関連機器の有効な活用方法や情報モラルの指導方法について学び合う。
(3) 教育活動全体を通して、情報通信ネットワークやICT関連機器等を活用することにより、児童の情報活用能力を育成する。
3 副部長 【南丹市立殿田小学校 橋本 宙志 教諭】
第1回情報教育部会
<日時> 令和4年11月16日(水) <会場> 南丹市立胡麻郷小学校
<内容>
1 府小研情報教育研究大会の紹介
南丹市立殿田小学校 教諭 橋本 宙志
2 グループ協議・実践交流
(1) ICTリテラシーマップ統一に向けたグループ協議
(2) 各部員の授業実践の交流
「個別最適な学び」と「協動的な学び」を明確に位置づけた授業実践
(または計画)の交流
(3) 各校で有効に活用しているアプリについての交流 →時間の都合上実施せず
3 今年度のまとめ
今年度の会計について 連絡等
<令和4年度 研究活動のまとめ>
1 成果
府小研情報教育研究大会の紹介では、ICT関連機器活用能力を系統的かつ計画的に育成していくこと、また、それと同時に情報モラルの課題に対しても適切な環境づくりや指導を行っていくことの大切さを学ぶことができた。交流では、各部員の工夫を凝らした実践から「個別最適な学び」と「協動的な学び」の一体的な充実に向けたタブレット端末の活用法を数多く学ぶことができた。
グループ協議では、先進校を参考にしたICTリテラシーマップをベースにし、各校が独自に作成している情報活用能力を意識しながら南船小統一版作成に向けて意見交流を行うことができた。GIGAスクール構想に適切に対応し、より統一性と系統性のある来年度の指導計画づくりを進めることができた。
2 課題
実際の授業を参観して児童の姿をもとに深い協議ができなかったこと、授業実践の交流を受けた各自の実践やそのふり返り交流の機会がもてなかったことは致し方ないことではあるが、より効果的な部会の在り方について考えていく必要がある。
情報活用能力については、協議を通して統一に向けて大きく前進することができた。今後は、本年度3学期を試行期間に位置づけ、そのふり返りを受けて来年度の統一版活用に繋げていく必要がある。また、日々変化する活用能力に合わせて柔軟に変化させていくシステム作りや、府小研でも言われていた情報モラルに関わる教育を充実させるための研修を行っていく必要がある。
令和3年度
<研究テーマ>
『個別最適な学び』と『協働的な学び』の一体的な取組を実現させる
ICT関連機器活用実践の創造
第1回情報教育部会(当初予定)
<日時> 令和3年5月26日(水)
<会場> 南丹市立園部小学校
<内容> ※新型コロナウイルス感染症拡大を受けて中止となったた
め、テーマ、研究活動の内容、副部長について、部長と指
導担当が相談をして案を出し、紙面協議の後、以下のよう
に決定した。
1 研究テーマ
『個別最適な学び』と『協働的な学び』の一体的な取組を実現
させるICT関連機器活用実践の創造
2 研究活動の内容
(1) 各校の情報活用能力を交流することで、GIGAスクール構想
(一人一台タブレット)下における系統性のあるシームレスな情
報活用能力としての整理を進める。
(2) 各校の実践を交流したり講演を通して学んだりすることで、
各教科等でのICT関連機器の有効な活用方法や情報モラルの指
導方法について学び合う。
(3) 教育活動全体を通して、情報通信ネットワークやICT関連機
器等を活用することにより、児童の情報活用能力を育成する。
第1回情報教育部会
<日時> 令和3年11月24日(水)
<会場> 南丹市立胡麻郷小学校
<内容>
1 『個別最適な学び』に視点を当てたアプリの紹介
南丹市立殿田小学校 教諭 橋本 宙志
2 各校交流
(1) 各校のタブレット活用に関わる情報活用能力の交流・調整
(2) 各部員の授業実践の交流
「『個別最適な学び』と『協動的な学び』を明確に位置づけた
授業実践について」の交流
(3) 各校で有効に活用しているアプリについての交流
3 今年度のまとめ
今年度の会計について 連絡等
<令和3年度 研究活動のまとめ>
1 成果
コロナ禍の中で一度だけではあるが部会を開催し、その中で『個
別最適な学び』と『協動的な学び』の一体的な充実に向けてタブ
レット端末がいかに活用できるかを学ぶことができた。副部長であ
る橋本教諭の話からは、多種多様な児童の学び方に対応していくた
めのアプリだけでなく、元からタブレットに備わっている便利な機
能も知ることができた。
グループ交流では、各校が独自に作成している情報活用能力につ
いて、中学校ブロックをベースにしたグループ内で交流協議するこ
とで、GIGAスクール構想に適切に対応し、より統一性と系統性の
ある指導計画作成の素地づくりを進めることができた。
アプリ等の活用実践交流においては、様々な学年・教科での実践
を交流することができたため、部員のICT機器活用スキルに広がり
と深まりをもたせることができた。
2 課題
実際の授業を参観して児童の姿をもとに深い協議ができなかった
こと、明日から使えるアプリや授業実践の交流を受けた各自の実践
やそのふり返り交流の機会がもてなかったことは致し方ないことで
はあるが、より効果的な部会の在り方について考えていく必要があ
る。
情報活用能力についての交流を通してその統一版作成に向けた素
地づくりは進んだが成果物として何かが残せたわけではない。今後
も各種連携を継続しながらどの児童にも「今求められている力」が
身に付くカリキュラムづくりを進めていく必要がある。
令和元年度
<研究主題>
「主体的・対話的に学び合う児童を育てる授業づくりの研究」~ICTの特性を生かして~
第1回情報教育部会
<日時> 令和元年5月29日(水)
<会場> 南丹市立園部小学校
<内容>
1 研究テーマ・研究活動の内容について
2 情報教育にかかわる実践交流
・自分自身の実践交流(ICT活用による授業)
・各校のプログラミング教育について
第2回情報教育部会
<日時> 令和元年10月9日(水)
<会場> 南丹市立園部小学校
<内容>
1 研究授業・事後研究会
・学 年 第6学年
・授業者 川勝 大貴先生
・教 科 算数科
・単 元 「図形の拡大と縮小」
<授業の様子>
2 講演
・講 師 株式会社ヤガミ 山本 和司 様 榎本 太一 様
・講演題 「MESHを使ったプログラミング実践」
<講演の様子>
<令和元年度 研究活動のまとめ>
1 成果
・それぞれのICT活用を中心とした具体的な実践内容について交流し、様々な教科での資料提示、体育科等で動画の活用、学習プリント作成、デジタル教科書の活用、NHK for schoolの視聴など、明日からすぐに使えるような活用実践を交流することができた。
・研究授業では、6年生の算数科において、プログラミング的思考を育てる授業づくりについて学び合うことができた。授業を行う前に授業者、部長、副部長で事前研を行い、授業の進め方や研究協議の柱等について話し合いをし、当日の授業づくりや事後研究会の進め方に生かすことができた。
・プログラミング教育の実践について、外部から講師を招き、講演していただくと共に、実際に体験をしながら、学ぶことができた。
2 課題
・現在あるICT関連機器を有効に活用し、授業づくりに生かせるように環境整備を進める。
・各校にあるICT関連機器の有効な使い方を研修し、全教職員で更なる活用を図る必要がある。
・プログラミングの体験を通して、論理的思考力を身に付けるための学習活動について、具体的な指導計画の作成が必要である。