令和6年度京都府小学校教育研究会 生活科2年次研究協議会

 京丹後市立久美浜小学校において、令和6年度京都府小学校教育研究会 生活科 2年次協議会が行われました。
 久美浜小学校では、「生き生きと表現し、主体的に学習する子どもを育成する生活科の創造 ~自分・人・地域がつながり、かかわる~」を研究テーマに掲げ、研究を推進されています。

 1年「じぶんでチャレンジ大さくせん」は、自分の1日の生活を振り返り、自分の生活に関心をもつという単元です。前時までに、家庭生活の中にあるいろいろな仕事や役割に気付いた児童たちは、「自分たちにできること」に取り組んでいました。公開授業では、自分たちが取り組んできたことを紹介し合い、さらに挑戦したいことを考えていました。ICTを使いながら、一人ひとりが自分の言葉で生き生きと伝える姿を見せていただきました。

 2年「せかいでひとつ わたしのおもちゃ」は、身近にあるものを使って動くおもちゃを作り、遊ぶ中で動きの面白さや不思議さに気付くという単元です。自分たちで集めてきた身近な材料から、その特徴や動きの面白さに気付いた児童たちは、動くおもちゃを作る計画をしていました。公開授業では、自分で立てた設計図に合わせ、自由進度学習でのおもちゃ作りをしていました。自分たちで工夫できるよう、材料や必要な道具等、環境設定がされ、いきいきとおもちゃを作る児童の様子を見せていただきました。

 研究協議会では、久美浜小学校の先生から研究報告を聞かせていただき、研究協議を行いました。ICTの活用や学習スタイル、指導案について各グループとも活発な協議となりました。最後に京都府教育庁指導部学校教育課 指導主事様・京都府総合教育センター 研究主事兼指導主事様から指導助言をいただきました。
 次年度は研究発表をしていただきます。学習指導要領 生活科の目標に書かれている資質・能力について、幼児教育とのつながり等、今後も各支部で学びを深めていきたいと思います。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

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