令和4年度 特別支援教育部 研究活動のまとめ
《研究主題》
◇ 特別な支援を必要とする児童一人一人の教育的ニーズに応じた適切な教育内容と教育方法の工夫改善に努める。
第1回 研究部会 令和4年11月16日(水) 京丹波町立丹波ひかり小学校
・実践交流
これまでの実践を通して、効果的な指導方法や教具について交流する。
・グループ発表
成果
・顔を合わせて実践交流することができ、それぞれの実践について学び合うことができた。また、経験の浅い先生が質疑応答や指導方法について悩んでいることなども交流する機会ができ、有意義な時間となった。
・子どもの特性が一人一人違うので、子どもが興味を持っている事柄を切り口にして学習内容や計画を立てることが大切だと共通理解することができた。
・今後の指導に向けて、教材や教具について交流することができた。
令和3年度
第1回部会報告
【日時】令和3年11月24日(水) 15:30 ~ 17:00
【会場】京丹波町中央公民館 参加者 26名/30名
【内容】
講演
演題:発達段階に合わせた特別支援学級の指導方法について」
講師:花ノ木医療福祉センター 児童発達支援センター
副センター長 鋒山 智子 様
「発達段階に合わせた指導方法」
〇発達段階を知る(標準的な発達、対象児童生徒の発達)
〇小学校教育の専門性
+発達障害対応の専門性
+特別支援教育の専門性
〇特別支援教育コーディネーターの役割
〇教育相談、進路相談、子ども理解…心理
・質疑応答
研究の成果
-講演から-
・通常学級、特別支援学級、通級指導教室のいずれの先生方にも分かりやすい講演をしていただき、それぞれに参考になるお話を聞くことができた。
・様々な視点からのお話を聞くことで、日頃の児童への指導についてふり返り、これまでの指導を反省したり今後の指導についての見通しをもったりすることができた。
・子どもが笑顔で過ごせるために、アセスメントをていねいに作成して子どもをしっかりと見ること、そして児童一人一人に会った支援・指導をしていくことが大切であること、次に活かしていけるPDCAサイクルの必要性などを考えることができた。
令和元年度
令和元年度 特別支援教育部
第1回部会報告
【日時】令和元年5月29日(水) 14:55 ~ 15:55
【会場】南丹市立園部小学校 参加者 24名/25名
【内容】
①研修
ミニ研修「新学習指導要領を踏まえた特別支援教育の在り方」
ワークショップ「短時間でできる教材教具活用のヒント」
~認知を高め、集中力アップに向けたスキルを一緒に体験して学ぶ~
②研究計画について
・役員、部員の確認
・研究主題・活動計画の決定、運営委員の選出 等
第2回部会報告
【日時】令和元年10月9日(水) 13:45 ~ 17:00
【会場】南丹市立美山小学校 参加者 23名/25名
【内容】
①公開授業
特別支援学級 算数科「かさ」
指導者 弓削明美 教諭
②実践発表
・実践発表「コミュニケーションの力を高める『レストランごっこ』の取組」
京丹波町立瑞穂小学校 吉川 和仁 教諭
研究の成果
・研究授業を行い、自立活動的要素を踏まえた教科学習の在り方について実践的に学び、各校へ実践を広げる機会を持つことができた。
・個々の児童の発達や特性に開きがある中で、学習集団を生かし、児童相互の関わりを持たせ、繰り返し指導の中で量感をとらえさせたり、日常生活につながる活動を構成したりしていくことができた。
・実践発表から、個々の児童の課題を的確にとらえた上で、身近な生活場面に必要な好ましいコミュニケーションや、社会生活のルールを学ばせる学習を体験的に展開することの大切さを学ぶことができた。また、長いスパンで反復的に取り組むことで、より確かな力として身に付いていく過程を参加者で共有することができた。